お笑いコンビ・マユリカが、2月16日に東京・有楽町よみうりホールで開催される『マユリカのうなげろりん!! presents部屋と捨て猫とさゆり～赤いランプが光ったら警備員出動の合図やからねぇ～』へ向けた取材会に出席。番組史上過去最大規模のイベントを控える阪本と中谷が心境を明かした。

『マユリカのうなげろりん!!』は、ラジオ関西Podcastで配信中の人気番組。今回で3回目の番組イベントとなるが、阪本は「どんどん聞いてくれる数、イベントを見てくれる数が増えていって変な感じ。全員付いて来られるような話題ではないし、下ネタも多いので不思議な感覚ですね」と語り、人気の秘密については「仕事の話をしない。勝手にそんな感じになっていて、それをだらだら守っている。どこから聞いても分かるというのはあるかもしれません」と言及した。

　ラジオでしか聞けない下ネタも好評のようで、阪本が「マユリカの下ネタは品を感じるとたまに言われます」と明かすと、中谷は「そんなアホな！」とツッコミ。イベントのタイトルについては、阪本が「僕が中谷にあげたラブドール（さゆり）に魂が宿ったというのが大きなトピックだった。『部屋とYシャツと私』をもじってタイトルを考えました」と説明した。

　オープニングでは、中谷が歌のお兄さんに扮して子ども番組のように歌って踊ることが決定しており、中谷は「なんとなくの構成、舞台上で置くもの、側だけが少しずつ固まっていて肝心の中身はまだ決まっていない。1か月後なので、ぞっとしています」と不安そうにコメント。阪本は「去年は僕がマジックショーをやったのですが、それと比べると中谷の子ども番組を楽しみにしている人はいなそう。それほど話題になっていない。子どもが泣き叫んだり、ハプニングが起こったらうれしいですね」と期待し、不敵な笑みを浮かべた。

　本公演はFANYオンラインチケットで配信チケットも販売。昨年は1万6500枚を超える配信チケットを売り、“配信を最も売るコンビ”と呼ばれるマユリカだが、中谷は「けっこう書かれがちなんですけど、そんなに騒がれなくてもいいと思っています」、阪本も「そんなに『配信売れろ！』と思ったことが無いので恥ずかしい。ラジオなので狭いコミュニティーでありたいです」と謙遜した。

　ビッグイベントへ向けて中谷は、「個人としてはいつも通りを心がけたい。大勢人が来ると緊張したり、かかってしまったりすることがあるので、いつもの感情を見せるのを第一に頑張りたいです」と意気込み。一方、阪本は「僕はまったく逆でせっかく1年に1回なので、いつもより気合いが入っちゃいます」としつつ、「1100人の前でフリートークをするのはけっこうなことなのでビビっています。笑いがないと焦るので頑張らなと思っています」と心境を語った。