松井玲奈、“こじらせ臨時講師”を熱演 「初めてのひとり芝居で緊張しました」

本多劇場グループnextの「DISTANCE -TOUR-」が5日、東京公演の初日を迎え、女優の松井玲奈が東京・下北沢の本多劇場で“こじらせ講師”を熱演した。

“初のひとり芝居”に挑んだ松井玲奈
“初のひとり芝居”に挑んだ松井玲奈

松井玲奈が「DISTANCE -TOUR-」東京公演初日で“ひとり芝居初挑戦”

 本多劇場グループnextの「DISTANCE -TOUR-」が5日、東京公演の初日を迎え、女優の松井玲奈が東京・下北沢の本多劇場で“こじらせ講師”を熱演した。

“初のひとり芝居”に挑んだ松井は、「夏間麗のリモート授業」というタイトルの作品に出演。生徒の中に声優がいることに気づいて興奮するなど、どこか“こじらせた臨時講師”夏間麗(ナツマ・レイ)として登場し、「似ている文字、多すぎ問題」というテーマの授業を展開。「イヤリング」と「イカリング」など、紛らわしい文字の疑問をぶつけ、喜怒哀楽の感情を多彩な表情で表現して、コミカルに麗を演じた。

 東京公演のトップバッターを務めた松井は、「初めてのひとり芝居で緊張しましたが、楽しく演じさせていただきました。お客様の前でお芝居ができる日を心待ちにしていたので、このような機会をいただけて嬉しさを感じています」と心境を明かし、「以前と同じ様にというのは難しいかもしれませんが、配信など新しい形で舞台を楽しんでいただけたら」と願いを込めた。

「DISTANCE」は、新型コロナウイルスの影響で、劇場、観客、演者、スタッフの間に生まれてしまった距離を、少しずつ縮めるために始動した本多劇場の企画。安全と安心を確保することに努めた上で、観客を動員しての「劇場公演」と「配信公演」の両形態を全公演で行い、東京公演だけではなく、「他の地域の劇場再開」も目標に掲げ、北九州、豊橋、札幌、3都市でのツアーを実施する。

 各回のメインキャストは、そのステージのみの出演となり、総勢28人による17作品を上演(配信)。15日の豊橋公演には、かつて松井が在籍したアイドルグループ「SKE48」の現役メンバー・古畑奈和、鎌田菜月が出演する。

次のページへ (2/2) 【写真】“こじらせ臨時講師”を熱演した松井玲奈の場面カット
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