12歳で始まったAKB48人生 20歳になった福岡聖菜が誓いの言葉「本当のアイドルになる」

「これからの夢は、“本当のアイドルになること”」――。「AKB48」チームBに所属する福岡聖菜は1日、20回目の誕生日を迎え、秋葉原AKB48劇場のステージで、そう夢を明かした。

ファンからの誕生日プレゼント、フラワースタンドの前で笑顔を見せた福岡聖菜【写真:(C)AKB48】
ファンからの誕生日プレゼント、フラワースタンドの前で笑顔を見せた福岡聖菜【写真:(C)AKB48】

大切な劇場からファンに届けたバースデーイベント、“左上”の少女は“大人の女性”になった

「これからの夢は、“本当のアイドルになること”」――。「AKB48」チームBに所属する福岡聖菜は1日、20回目の誕生日を迎え、秋葉原AKB48劇場のステージで、そう夢を明かした。

 AKB48第15期研究生オーディションに合格し、48グループの一員となった福岡は、3代目総監督の向井地美音、チームKのキャプテンを務める込山榛香らが同期。「せいちゃん」というニックネームで親しまれているが、「左上ちゃん」と呼ばれていた時期がある。「左上ちゃん」というニックネームは、デビュー当時、集合写真を撮影した時に必ず並び位置が左上だったことに由来する。2000年8月1日に生まれた福岡が、AKB48に加入したのは12歳の時。どこか引っ込み思案だった少女は、7年半の時が経ち、立派なアイドルに成長していた。

 18年にAKB48の52ndシングル「Teacher Teacher」で初めて表題曲選抜メンバーに選ばれ、今年3月にリリースされた最新シングル「失恋、ありがとう」でも選抜入り。近年はグループを代表するメンバーとして、NHK紅白歌合戦など多数のメディアに出演している。

 AKB48は現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止の取り組みを徹底して、劇場公演を実施している。無観客での配信限定公演、ソーシャルディスタンスを考慮して通常より出演メンバーの人数を抑えるなどの取り組みをしているが、メンバーにとっても、ファンにとっても特別な生誕祭公演は、今まで通り開催できないのが現状だ。

 そんな状況だからこそ、メンバーは誕生日当日、AKB48劇場のステージに立ち、自身が考えたセットリスト、特別な企画を用意して、ファンへ向け思いを伝えている。福岡の誕生日にも、「福岡聖菜バースデーイベント~せいちゃん、ハタチになりました。~」というタイトルの配信限定公演が開催された。

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