火野正平さん、死去…『こころ旅』視聴者は「涙が止まりません」「茫然としています」 番組は追悼メッセージ
俳優の火野正平さんが、14日に死去したことが分かった。75歳だった。所属事務所のシーズ・マネージメントが20日に公式サイトを更新し、訃報を公表。火野さんが2011年から出演してきたNHK・BS『にっぽん縦断 こころ旅 』も番組公式サイトなどで追悼のメッセージを発表した。
NHK・BS『にっぽん縦断 こころ旅 2024秋の旅』出演休止から2か月
俳優の火野正平さんが、14日に死去したことが分かった。75歳だった。所属事務所のシーズ・マネージメントが20日に公式サイトを更新し、訃報を公表。火野さんが2011年から出演してきたNHK・BS『にっぽん縦断 こころ旅 』も番組公式サイトなどで追悼のメッセージを発表した。
今夏まで『にっぽん縦断 こころ旅 』で自転車に乗っていた火野さんが、天国に旅立った。シーズ・マネージメントは公式サイトで訃報と経緯を説明した。
「4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが 夏の腰部骨折を機に体調を崩し 最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした 自宅で家族に見守られ 穏やかな最期でした 生前のご厚誼に深く感謝するとともに葬儀は家族葬にて済ませましたこと謹んでお知らせ申し上げます 長らくこのお仕事に携わり 関係の皆様には大変お世話になりました 重ねて御礼申し上げます応援してくださった皆様にも 心から感謝申し上げます」
そして、火野さんが2011年2月から出演してきた『にっぽん縦断 こころ旅 』も公式サイトで追悼のメッセージを発表した。
「14年間にわたり『にっぽん縦断 こころ旅』旅人として、“こころの風景”を訪ねてくださった火野正平さんが、11月14日逝去されました。 火野正平さんには、1200日を超える旅を続けてくださったことに、深く感謝申し上げるとともに、心より哀悼の意をささげます」
さらに番組公式インスタグラムでは「お手紙をお送りいただいた方々に寄り添いながら旅を続けてくださったことに深く感謝申し上げるとともに 心より哀悼の意をささげます」とつづられ、コメント欄には視聴者からのメッセージが相次いだ。
「ショックで涙が止まりません」「正平さんにお手紙を読んでいただいたこと、わが家と息子の一生の宝物にします」「正平さん、どこへ行ってしまったの」「受け止められず、茫然としています」
同事務所は9月17日、火野さんが「腰部の圧迫骨折」のため、NHK・BS『にっぽん縦断 こころ旅 2024秋の旅』のロケに参加できなかったことを発表。その際、「一日も早く回復するよう治療を続けてまいりますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます」と呼びかけていた。
火野さんは1949年5月30日、東京都生まれ。12歳から劇団に所属し、62年にフジテレビ系連続ドラマ『少年探偵団』でデビュー。以降、数多くのドラマ、映画に出演し、私生活では多くの有名女優と浮き名を流す「プレーボーイ」と位置付けだった。11年2月からは、日本全国を自転車で巡る『にっぽん縦断 こころ旅』でも地域の人々と触れ合い、“愛される”存在だった。