NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが8日、俳優・北村有起哉をゲストに迎えて恒例の朝ドラ受けを行った。北村は連続テレビ小説『おむすび』で主人公・米田結（橋本環奈）の父・聖人を演じている。この日は、『おむすび』の第30回が放送され、結の姉・歩（仲里依紗）の職業の詳細が明らかになる展開や結が両親にある思いを告げる様子などが描かれた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　歩の仕事は、大女優という噂だったがカラオケビデオの出演者だった。歩が家族やハギャレンのメンバーを連れてスナックに行き、自身が出演するカラオケビデオの楽曲を歌って明らかにした。その後、結がギャルの姿で両親の前に現れると「うち、ギャルやりたい。それに書道もやりたい」と伝え、さらに、今後、もっとやりたいことが出てくるかもしれないと話すと「そん時は全部やってみたい」と語った。聖人は「人に迷惑かけんって約束できるんなら好きなことばやれ」と温かい言葉をかけた。

『あさイチ』では北村が冒頭「『おむすび』のヒロインの父親役をやっています北村です」とあいさつし、おむすびを握るようなパフォーマンスを見せた。華丸がその姿に「チンパンジーの拍手みたい」とツッコミを入れ、周囲の笑いを誘っていた。

　その後、大吉が第30回の本編終了後の次週予告で結が「うち栄養士になりたい」と言う映像が流れたことに言及。「もう福岡編終わりなのかなという感じもありましたけど」と不安そうに北村に質問した。北村は「そういうことはないですね。たまに戻ったりとか、そういうのがありますから」と答えた。鈴木アナが「良かったですね」と語ると、大吉はほっとした表情を見せた。大吉は「なかなか朝ドラ受けがないシーズンで福岡編が終わるとなるとね、冗談じゃないと思ってたので」と福岡出身者としての思いを吐露。その言葉に北村は笑顔を見せていた。