俳優の奈緒が主演を務めるTBS系連続ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』（火曜午後10時）の第2話が15日に放送された。今回は斉藤由貴演じる“クズ男好き”な明美ママと、質屋の店員に注目が集まっている。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　本作は、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・佐藤ほこ美（奈緒）が、人生どん底のタイミングで海里（玉森裕太）に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。まじめで真っ直ぐな性格のほこ美・29歳は、結婚目前で彼氏に逃げられ破局。さらに彼氏が浮気していたことも発覚。そんな中、優しくて人懐っこい海里に出会ったことをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ！」と自分を変えるためボクシングの世界へ一歩踏み出していく。

“運命の相手”だと思った海里がクズ男だったことを知ったほこ美は、ボクシングジムに入会。まずは縄跳び500回に挑む。身体中が筋肉痛になる中、「海里を殴る」という目的のため自主練を続ける。

　そんな中、ほこ美の母でスナックを経営する佐藤明美（斉藤）は、常連客を前にカラオケで山口百恵の『プレイバック Part2』を熱唱し、サービスショットで下着をチラ見せする。そんな母を見ながらスナックを手伝うほこ美は、明美のソワソワした様子を見逃さない。明美はスマホの通知に気づくと、「ちょっと～、ごめんね～」と席を外す。

　カウンターの内側でスマホを見ながらニヤニヤする明美に、「まさか……また新しい彼氏？」とあきれた様子でたずねるほこ美。明美は「え？　わかっちゃったぁ？」とはしゃぐと、「実はね、今日できたのよ！　うふふふ！」とうれしそうに笑顔を見せた。「え？」と驚くほこ美に、彼氏との2ショット写真を見せると、「すっごく優しくてイケメンで～、しかも頭がいいのぉ～！」と浮かれるのだった。

　明美は、ほこ美が幼い頃から彼氏が途切れることなく、歴代彼氏はクズ男ばかり。第1話でもクズ男の彼氏に振られショックを受け、行方をくらましていた。ほこ美は仕事を抜け出して落ち込む母親を探し、励ましたのだった。新しい彼氏ができてウキウキの母を見たほこ美は、「信じらんない……だってこの前、あんなにさぁ……。振り回されるこっちの身にもなってよ」とあきれ顔。小学生のめい・美々（磯村アメリ）は「いちいち本気で相手すると疲れるよ」と諭すのだった。

　恋する明美にSNS上では、「お母さんもう新しい彼氏かw」「ほこ美ママ彼氏できすぎてどんだけだよw」「明美さんのバイタリティーが凄い！　恋愛は喜びと疲れがあるとは思うが、明美さんは決まった旦那さんがいない状態みたいだから、恋愛自由ですね」と反応が。

　また第1話では、明美ママの歴代クズ彼氏の1人としてプロボクサーの那須川天心が登場。その那須川が第2話では、海里が女性からもらったプレゼントのブレスレットを売りに行った質屋の店員として出演しており、SNSでは「天心はまさかのレギュラー」「天心また出た」「天心みっけ！」といった声も。那須川は全話に異なる役どころで登場することが発表されており、「天心を探せ！」「どこかに出てくる那須川天心を発見するのがちょっと楽しい」と、今後の出演を楽しみにする声もあがっている。