タレントの上沼恵美子が6日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』（日曜午前11時40分）に出演。番組では、9月25日に、強制執行を免れる目的で不動産の虚偽登記をしたなどとして、強制執行妨害目的財産譲渡仮装などの疑いで愛知県警に逮捕されたタレントの羽賀研二（本名・当真美喜男）容疑者について取り上げた。

　上沼は羽賀容疑者から“壁ドン”をされたことがあると告白した。3度目の逮捕を嘆いた上沼は「この子とは良く番組で一緒になりましたよね、当時。1週間に1回ぐらい一緒になってました」と明かすと、「男前やしね。ただね、全部ウソやわ、しゃべってること。そう思った。途中で気が付いた」と良くない印象を口にした。

「上沼さん、あの…」と至近距離でささやく羽賀容疑者を再現。笑いが起きる中、上沼は「ホントやて。こういう感じですよ」とジェスチャーを交えると、「“壁ドン”よ。“壁ドン”」と表現した。

「“僕の話を聞いてください”って」と振り返ると、ぺこば・松陰寺太勇が「上沼さんにですか」と発言。上沼は「私によ。どういう意味よ」とつっこみ、しどろもどろになるとことろを「何が不思議なんでしょう」と追い打ち。松陰寺は「大物MCに対してするかなって」と何とか返した。

　上沼は「（羽賀容疑者が）“誠実度”やなんか言うた時に、週刊誌で叩かれたときに“僕を信じてもらいたい”っていうことのために。局の廊下を歩いとったら、“壁ドン”。ここ（すぐそば）に羽賀君やんか。男前やねん。ほいで目に涙や。“金貸してくれ！”違うがな！」とボケを挟みつつ、「いや（言われてたら）金貸したか分からんて。涙ぐまれたら、あの男前に」と明かした。

「“僕はホント、何もしてないんです”“刑事やないねんから、あんたを疑ってないよ”って言うんだけど、必死、目に涙」と当時の羽賀被告の様子を語り、「男の涙は武器やな。“女の涙は武器”いうけど逆やわ。男が泣いてみ、しかも男前が。もうコロリンチョンや。“お金貸してくれ”言うたら、貸したか分かれへん」とだまされた可能性があるとした。

　上沼は「だから、こいつはもうホンマ稀代の悪や。もう悪や」とピシャリ。故梅宮辰夫さんが、娘のアンナと交際していた羽賀容疑者に対して言い放ったフレーズで同様の見解を示した。