元櫻坂46で俳優、タレントの長濱ねるが22日、都内で行われた日本テレビ系の新ドラマ『若草物語－恋する姉妹と恋せぬ私－』（10月6日午後10時30分）の制作発表会見に出席した。同作にまつわるトークを展開した。

　同作は、1868年に出版されたルイザ・メイ・オルコットによる半自伝的な小説が原案。19世紀後半の米国を舞台にマーチ家の四姉妹の成長と絆が描かれる同ベストセラーを、令和・日本版としてアレンジ。ハローワークの非正規社員で長女の町田恵（仁村紗和）、ドラマの助監督で次女の町田涼（堀田真由）、役者志望で三女の町田衿（長濱）、服飾学生で四女の町田芽（畑芽育）による社会派シスターフッドコメディーが展開される。

　長濱は、自身の役柄について「四姉妹の中でも、秘密を抱えている三女を演じています。なので、どう衿を伝えたらいいのか。まだ秘密の部分が多くて。ちょっとお伝えすることが数少なくなってしまう」と説明。「この『若草物語』は、本当に、色んな選択を肯定してくれるな、と私も脚本を読みながら思っていて。今の男女問わず、さまざまな年代の方を受け入れて、優しさで包んでくれるような物語になっていると思います」と話し、「私もその中で、四姉妹として過ごせることが、とっても楽しい日々です」とほほ笑んだ。

　また、長濱との共演シーンが多いという堀田は、自身が演じる涼と長濱演じる衿について「姉妹だけど、双子でもあり親友みたいな。両親に話せないことも、衿になら話せる。衿も涼にもしかしたら話せることがある、みたいな関係性」と解説。

　次いで堀田は「けっこう、回想の高校時代は、私たち制服をね……（現在互いに）26歳で（笑）」と告白。長濱は、堀田の話に相槌を打ちながら、照れ笑いを浮かべていた。

　会見には、仁村、畑、一ノ瀬颯、渡辺大知、深田竜生も出席した。