「レギュラー化してほしい」の声、それでも「月見シリーズ」が期間限定なワケ マクドナルド広報担当者が説明
毎年秋の風物詩として愛されてきたマクドナルドの「月見」シリーズ。今年も「芳醇ふわとろ月見」や「月見パイ」、「月見マックシェイク」といった多彩な商品がラインアップに加わり、秋の訪れを感じさせている。一方、ネットでは「レギュラー化してほしい」と期待する声も。これらのメニューがレギュラー化しない理由や競合他社と比較した際の特徴をマクドナルド広報担当者に聞いた。
「“秋と言えば月見商品”という文化ができてきていることを嬉しく思っております」
毎年秋の風物詩として愛されてきたマクドナルドの「月見」シリーズ。今年も「芳醇ふわとろ月見」や「月見パイ」、「月見マックシェイク」といった多彩な商品がラインアップに加わり、秋の訪れを感じさせている。一方、ネットでは「レギュラー化してほしい」と期待する声も。これらのメニューがレギュラー化しない理由や競合他社と比較した際の特徴をマクドナルド広報担当者に聞いた。
今年の「月見」シリーズには、定番の「月見バーガー」や「チーズ月見」、朝マックの「月見マフィン」に加え、「きなこもちとあんこの月見パイ」、コクのある「月見マックシェイク カスタードプリン味」、そして「チキンマックナゲット」との相性抜群の「柚子七味タルタルソース」が新たに登場した。9月4日から期間限定で販売している。
レギュラー化しない理由について広報は次のように説明した。
「マクドナルドでは、お客様の声をお伺いし、常にお客様に魅力的なメニューのご提供に努めており、その時その時に、一番喜んでいただけるバーガーやスイーツをご提供させていただきたいと思っております。『月見バーガー』をはじめとする月見ファミリー商品は、月を愛でる秋の風習“お月見”をイメージし、秋の季節感を感じていただきたいという想いから、この季節だけの期間限定商品としてご提供しております」
ターゲット層については、「往年の月見ファンはもちろん、まだ味わっていただいていない方も含めて幅広いお客様に召し上がっていただければと思います」とした。
「月見」シリーズのレシピはこれまでに、どのような変化があったのか。
「1991年販売時より変わらないおいしさで楽しんでいただいております。2008年以降月見バーガー、チーズ月見以外に、毎年、その年限定で販売する“月見”がございますが、多くのお客様に親しんでいただいている“マクドナルドの月見らしさ”を感じていただけるよう意識しながら開発しております」と説明した。
競合製品と比較した際の特徴や強みは、「年々様々な月見商品が販売されることで盛り上がっており、“秋と言えば月見商品”という文化ができてきていることを嬉しく思っております。マクドナルドでは月見バーガーやチーズ月見だけでなく、朝のマフィンや夜の倍バーガー、サイドメニュー、スイーツと『月見ファミリー』として豊富なラインアップとなっており、朝から晩まで様々なシチュエーションでお楽しみいただける“マクドナルドならではの『月見』”のおいしさを感じていただけると思います」と答えた。