出口クリスタ・ケリー姉妹、報告会で同窓生との再会に驚き 「図書委員でした」に会場は笑い
パリ五輪柔道女子57キロ級で金メダルを獲得した日本出身カナダ代表の出口クリスタと、52キロ級に出場した妹の出口ケリーが20日に東京・日本生命で行われた「パリ2024オリンピック チームニッセイ報告会」に出席した。
しばらくは「競技者としての柔道から離れて」
パリ五輪柔道女子57キロ級で金メダルを獲得した日本出身カナダ代表の出口クリスタと、52キロ級に出場した妹の出口ケリーが20日に東京・日本生命で行われた「パリ2024オリンピック チームニッセイ報告会」に出席した。
3年前の東京五輪では当時世界ランキング1位ながら、選考会で敗れて出場がならなかったクリスタは「2018年に日本生命に入社以来、金メダルを目標にしてきました。3年前は出場がかなわなかったのですが、もう一度頑張りたいとパリ五輪まで頑張ってきました」とパリへの思いを明かし、「試合自体にはあまり納得がいっていなくて、運もありましたが、延長戦の苦しい時に皆さんの声が聞こえた気がします」とファンへの感謝を伝える。そして「東京からの3年間は4年間より短いですが、すごく長く感じました」と語った。
さらに、日本生命の社員から質問に答えていくところで、小学校と中学校が2人と同じ学校だったという社員が名乗り出る。「委員会が同じで、図書委員でした」というところで司会者も「図書委員ですか!」と驚き、会場は笑いにつつまれた。
クリスタとケリーは会見後も囲み取材に対応、今後の目標を聞かれるとクリスタは「競技者としての柔道から一旦離れて、まだ克服できるところを改善して柔道に向き合っていきたい。2か月ほど(競技は)休みをもらって、柔道を楽しみたいです」と明かし、ケリーは「メダルは獲れなかったのですが、伸びしろはあるなと感じたので、もっと成長したいという気持ちを持って今後も頑張れたらと思います」と抱負を語った。