山崎育三郎、笑いと涙でファンに“エール” 初の生配信ライブで「佐藤久志メドレー」

NHK連続テレビ小説「エール」に出演中の歌手で俳優の山崎育三郎が18日、“エール”を込めた初の生配信ライブ「山崎育三郎 Special Live “YOU & I”~ねぇ、僕だよ? みんなのプリンス~」を開催した。

初の生配信ライブを開催した山崎育三郎【写真:(C)研音/ケン企画】
初の生配信ライブを開催した山崎育三郎【写真:(C)研音/ケン企画】

「絶対明るい未来が待ってるから、みんなで幸せになろう」とエール

 NHK連続テレビ小説「エール」に出演中の歌手で俳優の山崎育三郎が18日、“エール”を込めた初の生配信ライブ「山崎育三郎 Special Live “YOU & I”~ねぇ、僕だよ? みんなのプリンス~」を開催した。

 昼公演を「マチネ」、夜公演を「ソワレ」とし、内容を変えて2回の公演を開催。「マチネ」では開演と同時に黒のタキシードに身を包んだ山崎が画面に現れ、オリジナル曲「Congratulations」で封切り。まるで高級ホテルを思わせる豪華なステージでパフォーマンスが始まった。

 初めての無観客ライブに、はじめは「違和感だらけ」と戸惑いの笑みも浮かべた山崎だが、タブレットのチャットに寄せられるコメントに「みんなのメッセージを見ながらだと、がんばれる!」と、一気に“山崎育三郎”の世界を作り上げた。

 ミュージカル楽曲を中心に、「ひまわりの約束」などカバー曲、オリジナル楽曲など全12曲を披露。本編の最後には、今年公演が中止になったミュージカル「エリザベート」から「愛と死の輪舞」で圧巻の歌声を披露し、最後はオリジナル曲「smile」で締めくくった。

 また、「エール」に佐藤久志役で出演している山崎は「久志メドレー」と題し、「故郷」を含む3曲をメドレーで披露。するとチャットでは、「いっくんの声が好きすぎる」「泣く…」「永遠に聴いてられる」などのコメントが殺到。オペラ「ドン・ジョバンニ」や「故郷」を美声で披露するプリンス・佐藤久志役を熱演した。

 夜公演「ソワレ」でも、佐藤久志メドレー、リクエストコーナー、ミュージカル楽曲を中心にパフォーマンス。予定にはなかったが、「エ―ル」の主題歌でもある「星影のエール」を、「画面の向こうのみんなと一緒に歌おう!」という山崎の突然のアイデアで視聴者とともに歌い上げた。

 山崎は「初めての配信ライブでしたからどうなるかと思いましたが、これはこれで楽しい」と充足感を漂わせ、「みんなに見てもらえて幸せで。このような状況だけど、絶対みんな負けないで、何かあったら、オレに連絡して」と笑わせた。

 また、「まだまだ大変な状況が続くと思いますが、あきらめないで、絶対明るい未来が待ってるから、みんなで幸せになろう」と声を詰まらせる場面も。涙をぬぐい、込み上げるファンへの熱い思いを見せた。

 山崎は8月12日にスタートする日本テレビ系ドラマ「私たちはどうかしている」(毎週水曜、午後10時~)に出演する。

次のページへ (2/2) 【ギャラリー】圧巻の歌声を披露する山崎育三郎
1 2
あなたの“気になる”を教えてください