不適切投稿で契約解消の川口ゆり 事務所が改めて経緯説明「多くの方を不快にさせ傷つけてしまった」
芸能事務所・VOICEが16日、SNSでの不適切投稿を理由に契約を解消したフリーアナウンサーの川口ゆり(29)について、改めて公式ホームページで言及した。
主な問い合わせに回答
芸能事務所・VOICEが16日、SNSでの不適切投稿を理由に契約を解消したフリーアナウンサーの川口ゆり(29)について、改めて公式ホームページで言及した。
はじめに「川口ゆり氏の件で世間を騒がせてしまい大変申し訳なく思っております」と謝罪。「多数のお問い合わせをいただいておりますので、ご質問の多い内容について回答をまとめました」と質問に対する回答を記した。
以下は5つの質問と回答。
(1)契約解除の理由と経緯について
当社の判断につきましては公表の通り、言葉を扱う仕事である以上、言葉によって多くの方を不快にさせ、傷つけてしまったという事実を重く受け止め、契約違反と判断いたしました。当社としても苦渋の判断となりました背景には、当社宛に川口氏の発言で深く傷ついたという内容のメールや問合せが多数届いたことにあります。
アナウンサーは言葉を扱うプロで、お客様から『安心して任せられる人、安心して聞いていられる人』という信頼関係でなりたっていると考えております。当社では、言葉で誰かを傷つけることがないように。ということを大切にしているため、業務委託契約を続けることは困難という苦渋の決断に至りました。
(2)川口氏との関係性について
川口氏と当社との関係性ですが、本件以外に於いて関係性は良好でありましたことを申し添えます。一部ネット上で、彼女の普段の素行の悪さから契約解除になったという憶測が出ておりますが、そのようなことはありません。本人も当社も、世間を騒がせてしまっていることを申し訳なく、大変心苦しく思っております。
(3)各人のSNS運用について
各人のSNS運用については、本人アカウントの為、個人の判断で運用しており、その内容については当社のチェックを経る運用にはございません。ただし、当社業務に関するものについては、そのチェックを経る運用となっております。
(4)お詫びとご報告の一部文言修正について
お詫びとご報告の文章について、表現方法を一部変更いたしました。名誉を毀損するという表現が強すぎるというご指摘があったため、修正いたしました。言葉の選択の経緯は、特定人に対して直接言及しない場合でも名誉毀損が成立する場合はあるという弁護士確認のもと使用しておりましたが、それによって川口氏への罰則を印象として強めてしまったのではないかという思いに至り、修正に至りました。
(5)今後の対策について
言葉には力があり、愛や勇気を届ける素晴らしいものでもありますが、時に武器となり人を傷つけてしまう恐ろしいものでもあると改めて痛感しております。今回の問題を受け、所属アナウンサー並びに従業員に対して、SNS投稿についてのルールの設定と講習会等の構築を実施する為、検討中です。
川口は「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」などと投稿し、非難の声が集まっていた。なお、該当の投稿は現在削除済。11日にXで「この度は私の不用意な発言で不快にさせ、傷つけてしまった方が多くいたこと、大変反省しております」と謝罪。「言葉を扱う仕事をしている者として未熟でした。以後、言葉で誰かを傷つけてしまうことがないように精進してまいります。本当に申し訳ございませんでした」と反省をつづっていた。