お笑いタレントのフワちゃんが11日、X上での不適切な投稿を巡る炎上で芸能活動を休止することを発表した。また、同日にはお笑いコンビ・ランジャタイの伊藤幸司が未成年の女性と関係を持ったとして、同じく芸能活動を休止することを発表した。連日盛り上がりを見せるパリ五輪の裏で芸能界では活動休止や引退、グループからの卒業などが相次いでいる。

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　フワちゃんは、お笑いタレント・やす子への“暴言”について謝罪文などを発表していたが、この日、「この度の件の責任の重さを考え、一つの区切りとして、しばらくの間、芸能活動をお休みさせていただくことにしました」とX上で芸能活動休止を発表した。

　また、同日にはランジャタイの伊藤も未成年女性と関係を持ったことを公表。「確認した身分証明書も偽造であった」と説明しながらも、「自身の置かれている立場に対する自覚と責任に著しく欠けておりましたことを弊社として重く受け止め、芸能活動の休止もやむを得ないものと判断するに至りました」と所属事務所のグレープカンパニーが発表した。

　7月29日には、体調不良のため活動を休止していたアイドルグループ・#ババババンビの水湊みおがグループからの卒業を報告。翌30日には活動休止中だったガールズグループ・FAKYが解散した。さらに31日には妻子のいるプロバスケットボールB1の川崎ブレイブサンダース・藤井祐眞との不倫が報道されていたグラビアアイドルで俳優の村島未悠が活動休止のまま、所属事務所から退所することが発表された。

　また、8月1日には4人組ダンスロックバンド・DISH//の矢部昌暉が体調不良のため、一定期間活動を休止することが公式サイトなどで発表。3日にも11人組ガールズグループのME:IのTSUZUMIが「適応障害」を理由に「長期的に活動を休止することとなりました」と公式サイトを通じてアナウンスされた。

　5日にはZOCからオリジナル・メンバーの藍染カレンの卒業が伝えられ、翌6日には日向坂46から、一期生・加藤史帆、東村芽依、二期生・丹生明里、濱岸ひよりの4人が同時に卒業を発表。ファンの間では激震が走った。また、NMB48の鵜野みずきも同日に卒業を発表。これでグループから1～3期生が全員卒業することとなった。

　さらに7日にはKAT-TUNの中丸雄一が女子大生とのホテル密会が報じられ、所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENTが「本人の意向により謹慎することとなりました」と活動謹慎が発表された。

　アイドルグループ・ばってん少女隊も7日に瀬田さくらが卒業することを発表。新メンバーオーディションが開催されることもアナウンスされた。また9日には女性5人組アイドルグループ・BiSが解散を公表。10日には乃木坂46の4期生・掛橋沙耶香が卒業と芸能界引退を発表。掛橋は2022年に行われたライブ中に負傷以降、治療に専念するため約2年間休業していた。

　パリ五輪で盛り上がりを見せる裏で起こった芸能界のわずか2週間弱での大きな動き。X上では、たびたび「活動休止」や「グループ卒業」などのワードがトレンド入り。「卒業やら解散やら活動休止やらが多すぎ」「ほんとに最近活動休止多すぎない？」「芸能人の活動休止多すぎィィ！！」「ここ1週間で、芸能界はどうなってるんだ！」などの声があがっている。