パリ五輪初出場の藤波朱理（日体大）が8日、レスリング女子フリースタイル53キロ級で金メダルを獲得した。公式戦連勝記録を137に伸ばすなど、圧倒的な強さを証明した一方で、試合後には“変顔”を披露するなど、あどけなさも見せた。ネット上ではその“理由”が注目を集めている。

　20歳の藤波は圧倒的な強さを見せつけて10-0のテクニカルスペリオリティ勝ちで世界の頂点に立つと、父・俊一コーチと喜びを爆発させた。マットを降りてNHKの中継インタビューに登場すると「もう最高です！　オリンピック最高！」などと感情を表現した。

　ネット上で注目を集めたのは去り際に見せた“変顔”だった。両手の人差し指を上に向けて、おどけた表情を見せていた。

　6月19日に女子76キロ級でパリ五輪に出場する鏡優翔が自身のXで「藤波朱理選手のポーューで藤波が見せたズが決まりました」と藤波がポーズを決める1本の動画を投稿。そこには、決勝インタビ表情と同じものが映っていた。「彼女はコレです。オリンピック前に広めたいと意気込みを語ってくれました」と紹介されていた。

　友人との約束をパリ五輪の舞台で果たした藤波。ネット上では、「ちゃんと友達との約束を守るところ。私は推せます」「インタビューの最後にやってたやつこれか笑」「一体あれは何なんやw」「この20歳のキャラ良いね」「変顔可愛いw」などの声が並んだ。