トム・ハンクス、新型コロナ感染時の“激痛”語る「骨が痛み、まるで塩味のクラッカー」

3月に新型コロナウイルスに感染した米俳優のトム・ハンクスが、米放送局「CBS」の番組に出演し、感染時の症状について語った。

トム・ハンクス【写真:Getty Images】
トム・ハンクス【写真:Getty Images】

リタ夫人は高熱と頭痛、ひどい吐き気に味覚障害も…

 3月に新型コロナウイルスに感染した米俳優のトム・ハンクスが、米放送局「CBS」の番組に出演し、感染時の症状について語った。

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 ハンクスが自ら脚本と主演を担当し、6月19日に全米で劇場公開される予定だった戦争映画「グレイハウンド」だが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。

 しかし、10日から劇場ではなく「アップルTVプラス」で、100以上の国で配信されることになり、いま記録的な視聴者数を獲得している。公開にあたり、ハンクスは「CBS」の番組に出演し、新作映画と3月にオーストラリア滞在中に新型コロナウイルスに感染した時のことを語った。

「最初はいったい体になにが起きているのか全然わかりませんでした。というのも、どこで、誰から感染したのか全く見当もつかなかったからです」

 夫婦ともに陽性であることが判明すると、すぐに病院に隔離された。興味深いのは、夫婦で症状が全然違ったことだ。妻のリタ・ウイルソンは高熱と頭痛、さらに酷い吐き気に苦しめられたが、ハンクスは違った。

「妻は味覚を失ったようでしたが、私は同じものを食べても『なんて美味しいんだ』といった感じでした。ただ倦怠感がありました。さらにベッドで寝返りを打つたびに骨が痛んだのです。まるで骨が塩味のクラッカーになったようでした」

 司会者が最後に「免疫ができましたね」と振ると、「免疫ね、それはどうなんだろうね」と言って笑顔を作った。

次のページへ (2/2) 【写真】リタ夫人との2ショットで笑顔
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