俳優でフィギュアスケーターの本田望結が主演を務める映画『カーリングの神様』（11月8日公開）の追加キャストが22日に発表され、高島礼子、柄本明、田中麗奈、六角精児、秋山ゆずきらが登場することが明らかになった。併せて、予告編とポスタービジュアルも解禁となった。

　同作は、本州のカーリングの聖地と呼ばれる長野県・御代田町を舞台に、閉鎖の危機が迫る民間カーリング場「カーリングホールみよた」で、女子高校生たちがカーリングの国際大会を目指す物語。本田が演じる主人公の香澄は、“本州最古”という歴史を持ちながら活気を失ったカーリング場で、小学生時代に“最強”と言われたカーリングチーム“みよステラ”の再起動を決意する。すでに香澄のかつてのチームメイトや新たなメンバーとして、川口ゆりな、長澤樹、泉智奈津、白倉碧空の出演が発表されている。高島や柄本らベテランキャスト陣が脇を固める。

　今回公開された予告編では、チームリーダーでスキップ（主将）の香澄の呼びかけで、かつてのチームメイトの優芽（泉）と沙帆（白倉）が“みよステラ”の再結成に立ち上がるところから始まる。もう一人のチームメイトだった舞（川口）にも声をかけるが、今は軽井沢の強豪チームに所属する彼女に、剣もホロロに断られてしまう。舞の代わりにチームに入った転校生の実乃梨（長澤）は、ストーンをまともに投げることもできない。予告の後半では、待望のコーチ（秋山）を迎え入れ、ようやくチーム力を取り戻した“新生みよステラ”が、軽井沢の強豪チームと国際大会への出場をかけた白熱の試合を展開する様子が映し出される。

　またポスタービジュアルでは、挑戦と希望を表現する黄色を基調としたカーリングのレーンをデザイン化したバックに、少女たちがカーリングのストーンやブラシを持って前に進む姿を描いた輝かしいデザイン。「この町（みよた）の想いを胸に 一番輝く星（ステラ）になる！」というキャッチフレーズは、本作のアピールポイントと劇中のチーム名の由来とのダブルミーニングにもなっている。