飯沼愛、GP帯ドラマ初主演 加賀まりこ、沢村一樹ら先輩に“座長っぷり”絶賛される

俳優の飯沼愛が9日、都内で行われたテレビ朝日系連続ドラマ『南くんが恋人!?』(17日スタート、火曜午後9時)の記者会見に出席。本作でGP帯ドラマ初主演となる飯沼を、共演者が称賛した。

記者会見に出席した飯沼愛【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見に出席した飯沼愛【写真:ENCOUNT編集部】

加賀まりこ「1言ったら10わかるタイプ」

 俳優の飯沼愛が9日、都内で行われたテレビ朝日系連続ドラマ『南くんが恋人!?』(17日スタート、火曜午後9時)の記者会見に出席。本作でGP帯ドラマ初主演となる飯沼を、共演者が称賛した。

 主人公のヒロイン・堀切ちよみを演じる飯沼は、会見に家族キャストたちと登壇し「楽しい撮影現場。カメラ回っていないときも家族はにぎやか」とにっこり。母親役の木村佳乃、父親役の武田真治、祖母役の加賀まりこ、南くんの父親役の沢村一樹ら先輩俳優と共演しているが「お芝居で引っ張っていただいているとひしひしと感じる。クランクイン前は不安だったけど、自然と心を動かしてくれるし、会話していれば大丈夫だと思えたのですごい。助けられています」と雰囲気づくりに感謝した。

 撮影がはじまってから約1か月。座長となる飯沼について聞かれた武田は、「ヒロインにぴったり。明るく振る舞ってくれる」といい、加賀は「もう上手いのよ、お嬢さんは。驚いちゃう。物わかりが早くてとても安心ですよ。1言ったら10わかるタイプだから一緒にやっていて楽。安心です」と年下の座長に信頼を寄せる。続く沢村も「ベテラン感ある。若いとどうしても力むけど、力の抜き方が上手い。力みがまったくないんです。ある意味図太いというか、そこが現場を安心させると感じている」と座長っぷりを絶賛。

 ちよみの恋人で、ある日突然15センチの手のひらサイズになってしまう南くんを演じた八木は、「15センチになる前だと南くんのほうが年上なのでリードしている感じがあるのですが、15センチになってからは、ちよみちゃんがどんどん男前になっていく。めちゃくちゃ頼れる存在になっている」と頼もしさを紹介。褒められっぱなしの飯沼は「手汗が止まらない(笑)。きょうはぐっすり寝られそう」と照れていた。

 これまで幾度となく映像化されてきた内田春菊氏の代表作である「南くんの恋人」は、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也と2度にわたって連続ドラマ化されてきた。今回は「南くんの恋人」を原案にした“男女逆転バージョン”で描かれ、脚本は30年前と同じく岡田惠和氏が手掛ける。

 30年前、南くんを演じた武田はちよみの父親役として出演。娘のことを「ちよみ」と呼ぶが、飯沼は「エモい。すごいなって思います」と時を経た「ちよみ」呼びに感激していた。

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