大ヒット映画「ボス・ベイビー」のドリームワークス・アニメーションが贈る大人気アニメーション・シリーズ「トロールズ」の最新作、「トロールズ ミュージック★パワー」が、10月2日からTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開する(東宝東和、ギャガの共同配給)。そして、本作の吹き替えキャストが決定した。

　決定したキャストは、上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗、そしてお笑いコンビ「ミキ」の昴生、亜生の5人。上白石とウエンツはW主演を務める。

　上白石が演じるのは、ポップ族の女王になったばかりのピンクヘアのポピー。いつも元気でポジティブだが、ちょっと楽天家で無鉄砲なところもある元気いっぱいなキャラクターだ。出演に際し上白石は、「ひと目で可愛すぎるトロールたちの虜になりました。皆さんに愛していただけますように。大人も子どもも、元気になりたいすべての人に贈ります!　楽しみにしていてください!」とコメント。本作では歌声も披露する。

　ウエンツは、ポピーの幼なじみで実はポピーのことを大好きなブランチを演じる。ちょっと内気で気真面目、慎重派なところがあり、猪突猛進型のポピーに忠告することもある男の子だ。「素敵なメッセージが沢山散りばめられていて、台本を読んでるだけでワクワクが止まりません!　早くみんなの前で歌いたい!!」と話している。

　仲は、この2人の前に立ちはだかるダークヒロイン、ロック村のバーブ女王を演じる。「久々にアニメーション映画の吹き替えのお話をいただき、とても嬉しく思います。役柄がロックの女王ということで、今からわくわくしています」とコメント。

　ミキの2人が演じるのは、様々な種類の「トロールズ」たちの中でも屈指の人気キャラクターだ。兄・昴生はトロール王国のひとつ「クラシック・トロール」の指揮者、トロールツァルト。弟・亜生は、ポピーと同じ「ポップ・トロール」の仲間で、みんなの案内役でありながらシニカルな皮肉屋、そして本作のストーリーテラー的な役割もあるクラウド・ガイ。

　本作への出演には、「トロールズの一員になれて光栄です!」と昴生。亜生は「トロールズのかわいい世界観を壊さずに、僕の声優としての才能を爆発させたいと思います!　観て聴いて楽しんでください!」と語っている。

　また、このキャスト決定に際し、本作の監督を務めるウォルト・ドーンは「素晴らしい吹き替えキャストが決定した事をとても喜ばしく思っております」とコメント。さらにこれまで日本で放送されてきたTVシリーズ版を含め、「個性あふれる最高の声優陣の皆さんがキャラクターに命を吹き込んで下さっています。(略)それぞれで『トロールズ』のハッピーな世界をお楽しみ頂けますと幸いです」とし、日本語吹き替え劇場版の完成に期待を寄せている。