桜田ひより、サプライズに涙 原作者から手紙「先生の言葉がとても心に響きました」

優の桜田ひよりが2日、都内で行われた映画『バジーノイズ』特別前夜祭に出席。原作者の手紙に感極まって涙を流した。

舞台上で涙を流した桜田ひより【写真:ENCOUNT編集部】
舞台上で涙を流した桜田ひより【写真:ENCOUNT編集部】

映画『バジーノイズ』特別前夜祭

 俳優の桜田ひよりが2日、都内で行われた映画『バジーノイズ』特別前夜祭に出席。原作者の手紙に感極まって涙を流した。

 本作は、ビッグコミックスピリッツで連載されていたむつき潤の同名コミックを、ドラマ『silent』などの風間太樹監督で実写映画化。友達も恋人も作らず、頭の中に流れている音楽だけに寄り添って生きている青年・清澄(川西拓実)が、清澄の音楽に魅了され、彼の音楽を多くの人に届けたいと思い行動する潮(桜田)と出会うことによって、変化していく姿を描く。

 桜田は満員の観客を見つめると「こうしてみなさんのお顔を拝見できるなか、舞台に立ててうれしいです。私にとっても大切な作品になりました」と笑顔を見せる。

 この日がサプライズで原作者のむつき潤からサプライズで手紙が贈られるという演出が。桜田には「潮は物語の出発点であり推進力です」と切り出すと、「マンガの潮が持つ、担う魅力や役割はそのままに映画『バジーノイズ』ならではの潮がそこにいました。作者である僕自身、僕の知らなかった潮を知り、もっと潮が好きになれました」と称賛。

 桜田は感極まって涙を流すと、観客に背を向けて涙をこらえる。しかし涙は止まらず正面を向き直し、「あまりこういうところで泣いたりしないのですが、先生の言葉がとても心に響きました。潮ちゃんをやっていて成長できる部分も、気づかされる部分もありました。私にとって、とても財産になる作品です」と語った。

 イベントには桜田と共にダブル主演を務めた川西、井之脇海、柳俊太郎、風間監督も参加した。

※柳俊太郎の「柳」の正式表記は旧漢字

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