中川大志、舞台初共演の鈴木福と「一緒にお酒を飲みたい」 6月に20歳の誕生日

俳優の中川大志が27日、都内で行われた地球ゴージャス30周年記念公演『儚き光のラプソディ』初日前会見に出席した。

会見に出席した風間俊介、中川大志、鈴木福(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した風間俊介、中川大志、鈴木福(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

演劇ユニット「地球ゴージャス」の6年ぶりとなる新作

 俳優の中川大志が27日、都内で行われた地球ゴージャス30周年記念公演『儚き光のラプソディ』初日前会見に出席した。

 岸谷五朗と寺脇康文により結成された演劇ユニット「地球ゴージャス」の6年ぶりとなる新作。「逃げ出したい」という強い感情を抱いた人々が集う“謎の白い部屋”を舞台に展開される希望の物語を描く。

「地球ゴージャス」初参加となる中川は、「いよいよ初日になりドキドキしている。1か月半けいこに参加して、岸谷さんが作った脚本をみんなで少しずつ形作っていく作業が本当に充実していました。どんな作品もそうですが、お客さんに届く瞬間が楽しみでもあり恐くもある。でも、すごく幸せな時間で、毎日地球ゴージャスに参加させてもらっているんだなって実感した。精一杯、大阪公演まで駆け抜けたい」と意気込んだ。

 鈴木福とは幼い頃から面識はあるが、「お仕事をするのは初めて」という。「福くんは公演が終わるころに20歳になるので、終わったら一緒にお酒を飲みたい」と楽しみにしていた。

 また、中川が「福くんは毎週『ZIP!』が終わってからけいこ場に来ていた」と明かすと、すかさず風間俊介が「俺もだよ!」とツッコみ。岸谷は「『ZIP!』で空いている日はない?」とニヤリと話すと、寺脇は「日曜に出ようかな」とボケ、その場の笑いを誘った。

「地球ゴージャス」は阪神・淡路大震災が起こったころ、結成された。岸谷は被災地で俳優は何もできないと無力感を感じ、落ち込んでいたという。それでも「我々に唯一できることは人々の心に栄養を与えること。地球の人々をゴージャスにできるんじゃないか」と思い、演劇ユニットの名前を「地球ゴージャス」と命名。「本当に微力ではありますが、来てくださるお客さまを幸せになること、これに全力を尽くしたい」と30年を迎えて改めて気を引き締めた。

 会見には三浦涼介、佐奈宏紀、保坂知寿も参加した。本作は4月28日から5月26日まで明治座、5月31日から6月9日まで大阪・SkyシアターMBSにて上演される。

次のページへ (2/2) 【写真】『儚き光のラプソディ』初日前会見の様子
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