【ズバリ!近況】漫画家・とりいかずよし、ジョージ秋山の秘話語る 代表作「トイレット博士」は仏語版出版
仕事場に寝泊まりしながらガンバッている
僕も身体にはあちこちガタがきてます。20、30代は飲んで食って、めちゃくちゃな生活をしていたから、無理もありません。でも、食事とかに気をつけて、ちゃんとコントロールしていますよ。
今も毎日、寝る時間も起きる時間もバラバラですけどね。だから、家にはあまり帰れず、僕はここから歩いて10分ぐらいの仕事場にほぼ寝泊まりしています。食事も自分で作る。料理は趣味だから。子どもは息子が2人。2人とも名古屋にいて、元気にしていますよ。
□とりいかずよし(とりい・かずよし)1946年11月12日、愛知県額田郡形埜村(現・岡崎市)生まれ。本名:鳥居一義。高校卒業後、映画監督を夢見て19歳で上京。映画会社「国映」に入社したがアニメーターに。人気漫画家・赤塚不二夫(故人)にスカウトされアシスタントになり、1969年、「週刊少年サンデー」(小学館)掲載の「くちなし犬」でデビュー。同年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)でギャグ漫画「トイレット博士」の連載をスタートすると、単行本が全30巻で1000万部と大ヒットした。1980年、名古屋へ拠点を移し、トライデントデザイン専門学校講師や愛知淑徳大学文化創造学部教授を歴任。
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【写真】「トイレット博士」仏語版の実際の写真