藤吉夏鈴の初主演映画、豪華キャスト6人が解禁 綱啓永、高嶋政宏、筧美和子らが出演

映画初主演の櫻坂46・藤吉夏鈴と『恋は光』の小林啓一監督がタッグを組んだ映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』が8月9日から公開される。共演する豪華キャストの情報が11日に解禁された。

『新米記者トロッ子』の新たな出演者が発表された【写真:(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会】
『新米記者トロッ子』の新たな出演者が発表された【写真:(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会】

8月9日から公開される『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』

 映画初主演の櫻坂46・藤吉夏鈴と『恋は光』の小林啓一監督がタッグを組んだ映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』が8月9日から公開される。共演する豪華キャストの情報が11日に解禁された。

 本作は、日本大学藝術学部・映画学科在籍中に原案の宮川彰太郎氏が授業の課題で制作した1つの企画書からスタート。高校3年生の時に着想したのは当時悪質タックル問題が世間をにぎわせていた頃。母校の不祥事を目の当たりにし、子どもが大人に対抗するヒヤヒヤ感や何かを成し遂げようとする熱量を詰め込んだその企画書が原案となり、プロデューサーたちの心を動かし、気鋭のキャスト・スタッフを迎えて製作され、劇場公開を迎えることとなった。

 主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣役として、藤吉が映画初出演にして初主演に大抜てきされた。共演には、俳優の久間田琳加、映画・ドラマで活躍している中井友望ら新世代を担う新星が集結した。

 メガホンをとったのは長編デビュー作『ももいろそらを』(2012)で高い評価を受け、『殺さない彼と死なない彼女』(19)『恋は光』(22)など特に若者の心情と情景を繊細かつ大胆に描くことに定評のある小林氏。脚本は『辻占恋慕』(22)や『さよならエリュマントス』(23)などが話題の大野大輔氏が務める。

 そしてこのたび新たに6人の追加キャストが解禁となった。

 元文芸部で物語が動き出すキーマンとなる松山秋を演じるのは綱啓永。本作の舞台となる私立櫻葉学園の理事長・沼原栄作を演じるのは、高嶋政宏。また、外原寧々、ゆうたろうの出演も決定。

 さらに私立櫻葉学園で体育教師からのセクハラ被害にあう教師・山内を筧美和子が演じるほか、石倉三郎の出演も発表された。

 出演者のコメントは下記の通り。

◯綱啓永
「松山秋役を務めさせていただきました綱啓永です! 今回演じた秋の役どころは、一言で言うと、才能があって落ち着いてる人物かなと思います。そして物語の中でキーになってくる大事な役です。現場では、監督が細かい部分含めてとにかくお芝居にこだわってくださった印象が強いです。毎シーン話し合いを重ねつつ、楽しく自由にやらせていただきました。本当に小林監督には感謝しかないです。僕自身は、撮影日数があまり多くはなかったものの、フレッシュなキャストの皆様と僕が経験したことないタイプの青春をしてきました。学生が汚い大人に立ち向かう姿は、とても力強く、感化されるモノがあると思います。公開をお楽しみに!」

◯高嶋政宏
「まず、この話いただい時、なんかいいニオイがしたんですよ。これは絶対に面白くなる! と。具体的なこの沼原のモデルはいたものの、それよりも現場で監督と楽しく創らせていただきました。コロナやらインフルで途中、延期になったりでちょっとだけ難産でしたが思い出深い作品になりました」

◯外原寧々
「学園ものの作品に出ることが夢だったので、決まった時はとても嬉しかったです。私が演じさせていただいた片岡姫香は、文芸部副部長で部長の西園寺茉莉に憧れている女の子です。物語が進んでいくにつれて変化していく姫香にもぜひ注目していただけると嬉しいです。何かに夢中になったり、全力で日々を過ごしている皆がキラキラ輝いていて、とても爽やかな青春映画になっています。ぜひ劇場でご覧ください!」

◯ゆうたろう
「小林監督とは『殺さない彼と死なない彼女』でご一緒し、プライベートでも仲良くしていただいているので、また現場でお会い出来てとても嬉しかったです。僕が演じた田島は作品の中のちょっとしたキーマンでもあって、プロの方に監修して頂いてドローンも初めて操縦させてもらったのでその辺りも公開まで楽しみにしていて頂きたいです」

◯筧美和子
「山内という人物についてもセクハラ被害についても、監督やスタッフと相談しながら、キャラクターを作っていく感じがありました。やるせない気持ちを持ちながらも、学校の角で電子たばこ吸いながらやり過ごす山内はなんだかリアルで。見えない日常が細部に滲み出るといいなと意識しました。私は撮影日数“が”多くはなかったのですが、物凄い熱量を持った作品になりそうだと皆さんの姿に私が奮い立たされていました。監督をはじめ、藤吉さんや髙石さんの真っ直ぐなエネルギーが素晴らしいなと感じました」

◯石倉三郎
「こういう若者の映画にお声掛けして頂けることは嬉しいですよ。現場も久しぶりに若い子達と芝居が出来て楽しかったし、みんな一生懸命で見ていて、若さゆえのその真っ直ぐさをすごく感じられてよかった。今回、私は若い子を助ける役どころでしたが、楽しく演じさせて頂きました。人生は一度だから、何事も後悔なくチャレンジすることが大事だと思わせてくれる映画だと思います」

次のページへ (2/2) 【写真】藤吉夏鈴初主演映画『新米記者トロッコ 私がやらねば誰がやる!』の場面カット
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