佐藤健、突然の胸キュンセリフで会場興奮 「恋と愛の違いは?」と問われ持論を熱弁

俳優の佐藤健が1日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』の大ヒット御礼舞台あいさつに長澤まさみ、森七菜、メガホンをとった山田智和監督とともに出席した。

イベントに登場した佐藤健【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した佐藤健【写真:ENCOUNT編集部】

映画『四月になれば彼女は』の大ヒット御礼舞台あいさつ

 俳優の佐藤健が1日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』の大ヒット御礼舞台あいさつに長澤まさみ、森七菜、メガホンをとった山田智和監督とともに出席した。

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 この日は来場者の恋愛相談を受けるコーナーが展開。あるファンから「好きな人がみんなに優しい。やきもちを妬いて不安になる。やきもちとどう向き合ったらいいか?」との問いを投げかけられると、佐藤が「みんなに優しくした結果、1人の女性を不幸にしてはダメ。その人をやめて、俺にしておけば?」と突然の胸キュンセリフを投下。質問者も「え~! やばい!」と大興奮で、会場はファンの黄色い悲鳴と拍手に包まれた。

 また、「恋と愛の違いは?」との質問が出ると、「こういうのは理屈っぽくなって、あんまりすてきなことは言わない」と断ったうえで、「言葉なんてものは誰かが都合がいいから、便利だから決めているだけで、あなたが大切に思うその気持ちを、誰かが決めた言葉に当てはめる必要はない。あなたのその気持が本質だから、その気持ちのことだけを考えて」と力説し、ファンの拍手を浴びる。それを聞いた長澤も、「人は名前がないものが怖いですからね」と納得していた。

 原作は、発行部数45万部を突破した川村元気氏による同名恋愛小説。婚約者・坂本弥生との結婚が控える精神科医・藤代俊のともに、かつて交際していた初恋の女性・伊予田春から手紙が届く。ウユニ塩湖から届いた手紙には、10年前の恋愛の記憶がつづられており、その後も世界各地から手紙が届く……というストーリー。

 公開から10日経ちキャストの元に感想が寄せられている。佐藤は「1回観て咀嚼(そしゃく)できないからもう1回観に行きますっていう声を聞きますね」といい、長澤も「少し大人な恋愛観な映画。恋愛のキラキラ、ワクワクよりは恋愛について深く知りたい人が『自分はどう人を愛すんだろう』と考えたくなるような作品。恋愛に向き合いたい人がこの作品に惹かれているのかな」と語った。

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