俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある！』（金曜午後10時）の最終回が29日、放送された。磯村勇斗演じる昭和のツッパリ・“ムッチ先輩”こと秋津睦実のイメチェンぶりに驚きの声が上がった。

　同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　タイムマシンバスが運行できるのも残り1往復。ついに昭和に戻る決心をした市郎は、令和での身辺整理を着々と進めていた。最後のタイムスリップは落ち込んでいる渚（仲里依紗）のために使おうと決めた市郎は、秋津真彦（磯村）やゆずる（古田新太）、井上（三宅弘城）らに別れを告げ、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かうのだった。

　昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子（河合優実）に再会した市郎と渚。そして喫茶店「すきゃんだる」でナポリタンを食べていたところに“ムッチ先輩”が来店し、見た目が激変していた。

　パーマのかかった“マッチ”風のヘアスタイルに革ジャン姿だったが、髪はストレートで眼鏡をかけ、シャツにブレザーというスタイルに変化。渚は真彦とそっくりな姿に「秋津くん？」と驚くと、純子は「何か感じ変わった」とイメチェンを指摘。市郎は「大江千里みてえだな」とツッコミを入れた。

　そしてムッチ先輩は「買った、DCブランド」とドヤ顔になると、遅れてやってきたのは彼女になった純子の同級生・明美。こちらも“スケバン”姿とは一変して、ピンクハウスのワンピース姿で登場したのだった。

　ムッチ先輩のイメチェンに、SNSでは「大江千里がトレンドに入ってて笑ったw」「ムッチ先輩変わりすぎてびっくり」「かわいい系になるなんて」「紺ブレ、流行りましたね」「マッチから大江千里に移行するあたりのセンス」「まさかのキャラ変w」「ツッパリも一時の流行で、昭和もどんどん変わっていく」など驚きの声が上がった。

　また、ムッチ先輩と明美の2人の姿には、「大江千里でなく、あすなろのキムタクやん」「ムッチ先輩。それ、あすなろ白書のあすなろ抱きだよね？キムタクだよね？」「ピンハwww何か昭和からバブルにw」「ピンハのナオンと一緒にいるのね」「ピンクハウスの服、ちょー懐かしいー！」などの声も上がっていた。