TOKYO FMは14日、昨年7月31日にテレビ朝日を定年退職したした玉川徹氏（61）の同社退職後、初のレギュラー番組『ラジオのタマカワ』（木曜午前11時30分～午後1時）を4月4日からスタートすると発表した。

　同局によると、同番組は生放送で「リスナーが玉川氏にコメントしてほしいニュースを募集したり、SNSでバズっている話題の背景にフォーカスしたり、リスナーがちょっとモヤモヤを感じている社会的な事象を鋭いコメントで斬ったり、森羅万象のニュースを縦横無尽に扱っていきます」としている。また、会社員を定年まで勤めあげた先輩の立場から、今の時代をたくましく生き抜くためのアドバイスや、仕事、恋愛、結婚など、生き方に迷ったリスナーへの人生相談コーナーも実施していく予定としている。

　テレビも含めてテレビ朝日退職後、初レギュラーの玉川氏。しかも初の冠番組になるが、「既にテレビで話題になっていることをラジオでやっても面白くないので、（テレビ朝日系の）『モーニングショー』で扱っていない話題を取り上げていきたいです」と意欲満々。その上で「同じことを伝える時に、テレビだとより短い表現が好ましいということがあるが、ラジオではそうじゃないなど、テレビとラジオは違うので、スタッフに『玉川さん、ラジオはこうですよ』と言われながら、今日も聴いて良かったと思ってもらえる番組にしていきたいです。また、会社員として定年まで勤めた自分だから言えることもあると思うので、そんな話もできたらと思います」などとコメントしている。

　玉川氏のパートナーには、医学部を志しながら6浪、受験7回で叶わなったことで話題のフリーアナウンサーの原千晶（35）を抜てき。原は「学生時代からラジオが好きで聴いていたこともあり、フリーになったらぜひやってみたいと思っていました。テレビで拝見してきた玉川さんは、鋭く厳しく、物事をズバッと言うイメージがあるので、それを受け止めながら、テレビで見られない一面を引き出せるように精いっぱい頑張っていきたいです」と意気込んでいる。