Hey! Say! JUMP高木雄也の自然体な演技を演出家が絶賛「こんな俳優は会ったことがない」

Hey! Say! JUMPの高木雄也と俳優の清水くるみによる二人芝居の舞台『東京輪舞』が3月10日から東京・PARCO劇場で開幕する。前日にはプレスコールと会見が行われ、主演の高木、清水らが抱負やみどころを語った。

舞台『東京輪舞』会見を実施【写真:ENCOUNT編集部】
舞台『東京輪舞』会見を実施【写真:ENCOUNT編集部】

『ブギウギ』出演の清水くるみとの二人芝居

 Hey! Say! JUMPの高木雄也と俳優の清水くるみによる二人芝居の舞台『東京輪舞』が10日から東京・PARCO劇場で開幕する。前日にはプレスコールと会見が行われ、主演の高木、清水らが抱負や見どころを語った。

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『東京輪舞』はオーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に書いた戯曲を翻案し、舞台を現代の東京に映して男女の情事をリレー形式で描写する二人芝居。

 1人8役を演じる高木だが、はじめは1人5役の内容だったという。

「元は5役だったんですけど、最初は経験がなかったのでどうしていいか分からなくて、『声から変えていこうかな』とか思っていたんですが、(演出の)杉原邦生さんに『そういうことは気にしなくていいから、ちゃんと入り込んでいけばいい』と言っていただいたので、自分が思うようにその役の人を生きてみて今に至ります」と初日を前にした心境を明かした。

 演出の杉原邦生氏は高木のことを「こんな俳優は会ったことがない」と評した。「休憩中しゃべってると、地元の友だちのような感覚になれて、しかもそのままのテンションで芝居に入っているからすごいなと思います。昨年末のHey! Say! JUMPの東京ドームのライブを観に行ったら、かっこよく踊っているのにふとした瞬間にその辺を歩いているような人の立ち方になる」と、自然体のパフォーマンスを称賛。

「東京ドームでも自然体で立てるなら、PARCO劇場でも絶対に自然体で芝居をしてくれるな」という杉原氏からの太鼓判に、高木は「自然体にさせてくれたのが2人(杉原氏と脚本の山本卓卓氏)なので、厳しくやられていたら違いました」と返した。

 高木と清水による、男女の会話劇が繰り替えされる本作の見どころについて、高木は「観る方の環境や気持ちで、もしかしたらすごく観え方が変わってくるかもしれません。『等身大の自分がどう感じるか』を大事にして楽しんでもらえたらと思います。地方公演もあるのでぜひ遊びに来てください」と、観客一人ひとりがじっくり自分の気持ちに率直に、芝居を楽しんでほしいとアピールした。

※高木雄也の「高」の正式表記ははしごだか

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