俳優の岡田将生が9日、都内で行われた映画『ゴールド・ボーイ』公開記念舞台あいさつに出席。共演したGo!Go!kids羽村仁成の演技について絶賛した。

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　中国の動画サイト「iQIYI（アイチーイー）」でドラマ化され、総再生回数20億回を突破したズー・ジェンチン氏による小説「坏小孩（悪童たち）」が原作。義父母を殺害した男と、犯行を目撃した少年少女たちの頭脳戦を描く。

　岡田は、終盤シーンについて「羽村くんの目がすごいなって。僕には絶対できない、羽村くんにしかできない表情で素晴らしい。（終盤のシーンは）撮ったとき、現場に僕はいなかったので、こういう表情をするのかとびっくり。素晴らしいので、ぜひ見てほしいです」と呼びかけ。羽村は「うれしいです」と照れくさそうに話した。

　撮影は全編オール沖縄ロケ。殺人犯役に「サイコパスみのある、ワルワルの岡田が出ている。沖縄ではワルワルでいたので、子どもたちとあまり話さずにいた。基本的に距離をとっていましたね。演じた役として子どもと接していました」と作中で対立する羽村たちとわざと距離をとっていたことを紹介した。羽村は「岡田さんが距離を置いてくれたので、いい緊張感が映画に映ったのでは」と納得の表情だった。

　また、岡田は「映画の主役は子どもたち3人です。僕がこの映画に出ることを決めたときも、完成した今も、5年後、10年後になってこの3人の代表作になってほしいと思っていた。3人の輝いているお芝居をたくさんの人に見てほしいです」と思いを語った。

　舞台あいさつにはそのほか黒木華、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、金子修介監督も参加した。