では、どうやって歌えば高得点が出るのか。とにかくしっかりと音程を「当てる」ことが重要だという。

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「単音でポンポンポンと(音程に)当てるようにしたあとで、少し下から入ってみる。童謡を歌うように素直に1個ずつ、音は下から入るのではなく単音で『ぽん』と当てるようにやっていく。それを10回くらいやってから、下から入るようにすると、なめらかに聞こえつつ、カラオケマシンのいい判定が出るのではないか」

　動画では、この方法も実演。わかりやすく解説している。

　さらに「もう1個だけ」と付け加えた木山は、「どうやったら点数が上がるんですかと聞かれた時に、最後に必ず言うことなんですけど、微笑みながら歌ってくださいというんです。これはみんな『嘘でしょ』というんですけど、意外とこれ重要で、笑いながら歌うと、広角を上げながら歌うと、高い音程、正しい音程に上がるんです。暗い顔をして歌うと音も下がっちゃうんです」と“意外”なコツも伝授。「ちなみに僕は100点を出したことがあるので、信用していただければ」と締めくくっている。

　もちろん、他にも大切なことはたくさんあるというが、「まずいちばん大切なのは音程のとり方」と木山は言う。まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大防止には注意が必要だが、カラオケに行くときには、プロのアドバイスを生かして高得点を狙いたいところだ。