昭和ヒットソングの印税がまさかの「0円」 上沼恵美子がぼやき「何にももらってない」

タレント・上沼恵美子が4日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演。姉・海原万里(当時)との漫才コンビ・海原千里・万里時代の1976年に発売されたヒット曲『大阪ラプソディー』の印税は「0円だった」と明かした。

上沼恵美子
上沼恵美子

1976年に発売されたヒット曲

 タレント・上沼恵美子が4日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演。姉・海原万里(当時)との漫才コンビ・海原千里・万里時代の1976年に発売されたヒット曲『大阪ラプソディー』の印税は「0円だった」と明かした。

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 落ち着いて温厚で穏やかとみられるという姉の昔話として、上沼はかつてのレコーディングを回想した。「LPなんか十何曲もあるといつもキレて『私はもう歌手ちゃう』って(姉が)スタジオをビューッて飛び出して。ビクターのスタジオは青山にあったんだけど、走って行くねん。それをなんとあの(作曲家の)猪俣公章先生が走って追いかけんねん。そんなこともあった。結構キレんの。嫌なことは。セリフ多いと『イヤ』とか『この漫才はイヤ』とかね。歌でちょっとハモらないかんときとか、できひんかったら『もう1回いこう、テイク23』とかなったらガーッと逃げていくねん。『嫌や、私歌手ちゃうもん』って」と暴露。共演陣から「ギャラだけもらおうとして」とツッコミが入ったところで、意外な裏話が飛び出した。

 上沼は「レコーディング(の)ギャラなかったわ」と笑った後、「あれ考えると『大阪ラプソディー』って0円やで」と告白。驚きの声が上がる中、「何にももらってない。あんなあちこちでみんなに歌われて。印税なし。そういう契約なってたみたい。お笑いの事務所やったんで。版権は全部取られて。レコーディングしたとき、レコーディング代っていうの普通あるやん。LPなんか20曲ぐらい入れるのに。ちょっと……今から言うのも遅いけど、50年前やから言いにくいけど。何でやろう。何にももらってない」と説明しながらぼやいていた。同曲は長年愛され続け、NHK『わが心の大阪メロディー』などで上沼がたびたび披露している。

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