お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、3日放送のTBS系『サンデー・ジャポン』（日曜午前9時54分）に出演し、デヴィ夫人が週刊文春の報道に対し、刑事告訴を公表したことについて、週刊誌報道で裁判の“先輩”として経験談を語った。

　昨年、代表理事を務めていた慈善団体「アミチエジャポン」の資金を持ち逃げし、他の理事とトラブルになっていることが報じられた問題で、『週刊文春』と一般社団法人AMITIE SANS FRONTIERSの関係者を名誉毀損および信用毀損の罪で刑事告訴したデヴィ夫人。2月27日、自身のインスタグラムで「事実無根」と経緯を明かしていた。

　この報道を受け、政治評論家の杉村太蔵氏に「直近で（新潮社を）訴えた最初は太田さん」と振られた太田は「裏口ね」と返答。2018年8月に週刊新潮に「日大芸術学部演劇学科に裏口入学」と報じられた太田は、事実無根として発行元と新潮社と裁判で争い、22年1月に勝訴が確定している。

　この件を振り返り、太田は、「（報道で）タレントの価値を下げるっていう営業妨害じゃないかって」と、妻で所属事務所社長の太田光代氏の言い分を明かした。また、「『黙ってろ』ってさんざん弁護士からも社長からも言われたんだけど、やっぱ、黙ってらんないんだよね」と係争中の経験談も。これには社長から「あんたがそれをネタにしちゃうと、またそれを利用してるって法廷で言われちゃうから」と怒られたという。

　直後、相方の田中裕二から「裁判でも黙ってられなかったからね」とツッコまれ、太田は「裁判でもふざけちゃって、法廷侮辱罪とか言われちゃったりしてね！」とコメントし、オチをつけた。