芦原妃名子さんの遺族が取材自粛をお願い 見知らぬ者からの声かけに“怖れ”「静かに見守って」
昨年10月期に放送された日本テレビ系連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、遺族が31日、小学館を通じてコメントを発表した。
小学館を通じてコメント
昨年10月期に放送された日本テレビ系連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、遺族が31日、小学館を通じてコメントを発表した。
「突然、最愛の家族を失い、私たちは茫然自失のただ中におります。取材のご依頼をいただいても、とてもお話できる状況にはありません。また、こうした状況下、見知らぬ方から声をかけられることに怖れを抱いております。どうぞ、今はそっとしておいていただき、静かに見守っていただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます」
『セクシー田中さん』は、小学館の姉系プチコミックで9月号から連載されていたが訃報を受けて、作品は未完のまま終了。小学館広報室は30日、「芦原妃名子先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。小学館 広報室」とコメントしていた。
生前の芦原さんは、ドラマ化された『セクシー田中さん』の脚本をめぐって日本テレビ側との折り合いがつかず、自らが9・10話の脚本を書くことになった経緯をブログとXで説明していた。発言は話題を呼んだが、28日に該当の投稿を削除。「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とポストしたのが最後となり、29日に死亡が確認された。
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