ブラムハウスCEOのジェイソン・プラム初来日 ゴジラ山崎監督にラブコール「ぜひウチで作ってほしい」
ブラムハウス・プロダクションズCEOのジェイソン・プラムが29日、都内で行われた映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2月9日公開)スペシャルナイトイベントに登壇した。お笑いタレントのゆりやんレトリィバァも登場。2人は同作をアピールしていた。
映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』をアピール
ブラムハウス・プロダクションズCEOのジェイソン・プラムが29日、都内で行われた映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2月9日公開)スペシャルナイトイベントに登壇した。お笑いタレントのゆりやんレトリィバァも登場。2人は同作をアピールしていた。
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同社は『パラノーマル・アクティビティ』や『インシディアス』、『パージ』など、低予算で大ヒットホラー映画を連発する製作会社。若手監督にも活躍の場を与えるユニークなスタイルでこれまで200本近い作品を製作、全世界興行収入は57億ドル以上を記録している。
プラムは「長年、日本に来たいと思っていました。到着以降は毎食おすしをいただいています」と笑顔を見せつつ、「日本文化は力強く大胆で、とても特異性のある文化だと思います。同作を日本で宣伝することができて、光栄に思っています。『パラノーマル・アクティビティ』の日本での記録を同作でぜひ塗り替えたいと思っています」と意気込みを語った。
今回、全米では興行収入が約116億円を超えた同作の待望の日本公開となる。ヒットの要因を聞かれたプラムは「北米だけではなく、世界中で大成功を収めているんですが、原作のゲームクリエイターのスコット・カーソンが深く携わってくださったところにあると思います。ハリウッドではこのようなことを行うのは珍しい。彼の頭の中で描いている映画化するのに、実現するのに8年かかってしまいました。そして、この映画は彼のビジョンを思い描いた映像をスクリーンでお届けできていることも大きな理由の一つです」と丁寧に答えた。
また、「影響を受けた日本の作品を教えてください」という質問があがると、プラムは「私はアカデミー賞に関わっているので本当は言ってはいけないのですが、昨年見て最も気に入ったのは『ゴジラ-1.0』です。嫉妬するくらいの素晴らしい映画だと思いました」と回答。さらに、「私が大好きな映画というのは物語の中心部が独特でひきこまれる家族の物語である。『ゴジラ-1.0』はまさに登場人物たちの関係性は見たことがなくて、引き込まれる内容になっています。また、低予算で作られているというのもあります。近々、(山崎貴)監督とお会いするのですが、ぜひブラムハウスで作ってほしいと思っています」とラブコールを送っていた。
同作は全世界で一大ブームを巻き起こしたホラーゲームの映画化。廃墟と化したピザレストランの夜間警備員として働き始めた主人公のマイク(ジョシュ・ハッチャーソン)が、かつては人気を呼んだ機械仕掛けのマスコットたちと対峙し、恐怖の5日間を過ごす様を描いている。