次期朝ドラ『虎に翼』新キャスト6人が発表 三山凌輝は連続テレビ小説初出演「心から感激」

俳優の岡田将生、三山凌輝、平埜生成、田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一が2024年度前期連続テレビ小説『虎に翼』の新たな出演者に決まったことが26日、発表された。三山は連続テレビ小説初出演となる。

三山凌輝
三山凌輝

三山凌輝の他、岡田将生、平埜生成、田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一が出演

 俳優の岡田将生、三山凌輝、平埜生成、田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一が2024年度前期連続テレビ小説『虎に翼』の新たな出演者に決まったことが26日、発表された。三山は連続テレビ小説初出演となる。

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 物語は日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに、日本で初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえるリーガルエンターテインメント。

 岡田が演じるのは父も法曹界の重鎮で自らも裁判官の星航一(ほし・こういち)。温和な性格だが笑顔の奥の本心は誰にも分からない。その信念に寅子と通じ合う部分がある。三山は寅子の弟・猪爪直明(いのつめ・なおあき)。純粋な性格で家族想い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面も持っている。

 上司である多岐川の右腕となり、家庭裁判所設立のために奔走する汐見圭(しおみ・けい)を平埜が演じる。優しい性格のため、気弱に見えるが、実は破天荒な多岐川をしっかりフォローしている人物。花江の実家・米谷家で働く女中の稲(いね)を田中。花江と寅子を母のように見守る。故郷の新潟に帰った後も、寅子との縁が続いていく。

 沢村演じる久藤頼安(くどう・よりやす)は人当たりがよく常にフレンドリー。海外の事情にも詳しく、振る舞いのすべてがスマート。裁判官を目指す寅子の実力を買って、採用に力を貸してくれる。

 滝藤は多岐川幸四郎(たきがわ・こうしろう)役。寅子の上司となり、ともに家庭裁判所の設立準備にまい進する。かなりの変わり者で、寅子をあきれさせるが、家裁への情熱は誰にも負けない人物だ。

 以下、キャスト&制作統括のコメント全文。

○岡田将生

「虎に翼というタイトルを目にした時から惹かれてました。そして主演が伊藤沙莉さんとお聞きし惹かれ、参加したいと思いました。“朝ドラ”はなつぞら以来ですが、撮影期間が長くその分演じる役をより深く見せる事ができると思っています。僕は後半から参加させて頂きますが、みなさんが紡いだものをしっかりと受け取り、さらに新しい風を吹き込めるように頑張りたいと思います。早くトラコさんに会いたいです」

○三山凌輝

「この度『虎に翼』にて主人公 猪爪寅子の弟、猪爪直明を演じる事になりました三山凌輝です。まさか自分が連続テレビ小説に出演させて頂く事になるとは思いもしませんでしたが、役者としての1つの大きな目標でしたので心から感激し、同時に身が引き締まる思いです。沢山の方に愛される素晴らしい作品にワクワクしています。魂を注いで作品の一部になれる様、魅力的な直明を演じられるように精進致します。よろしくお願い致します」

○平埜生成

「二度目の“朝ドラ”出演、嬉しくて嬉しくてたまりません! この作品に出てくる人たちは、みんな『翼』を持っていると思います。愛という翼、夢という翼、法律という翼、性別という翼……。脚本を読みながら、そんな『翼』について考えていました! ぼくの演じる汐見さんは、どんな「翼」を広げるのでしょうか! 素敵なキャスト、スタッフの皆様と一緒に探していきたいと思います! 大きな『翼』で羽ばたけるように、精一杯がんばります!」

○田中真弓

「『おはなはん』を観終わってから学校に走っていた小学生時代 人生計画白書なるモノに『18歳でNHKの連続テレビ小説に抜擢』と書いた中学生時代『繭子ひとり』の山口果林さんに憧れて桐朋学園演劇科に行くと決めたけど、まず学力足りなくて受からなかった高校生時代全てのことが走馬灯のように思い出される69歳の今“朝ドラ”出演のお話が。。。。ありがとうございます ありがとうございます もう一つありがとうございます」

○沢村一樹

「『ひよっこ』以来7年ぶりの“朝ドラ”出演に胸が高鳴ります。主演の伊藤沙莉ちゃんとも“朝ドラ”以来で、今回は初めて彼女とのセリフのやり取りがあるので楽しみで仕方ないです。少し近寄り難い感のある戦後の『司法』の世界を皆様に身近に感じて頂けるよう、現場のスタッフ・キャストの皆さんと共に、明るく楽しくお届け出来たらと思います」

○滝藤賢一

「4度目の“朝ドラ”です。なんて幸せな俳優人生なんだと感謝の気持ちでいっぱいです。“朝ドラ”ほど長い期間、役を共にすることはないですし、撮影期間も長い長い道のりになるので、気負わずのんびり大切に、スタッフの皆様、共演者の方々に助けていただきながら楽しみたいと思っております! 途中からの参加になりますので、皆様お手柔らかにお願い致します」

○制作統括・尾崎裕和さん

「女性として初めて法曹界へ飛び込んだ寅子にとって、法曹の世界は文字通りの男社会です。幾人もの男性法曹が寅子を時に翻弄し、時に導いていきます。そんな運命のいたずらで寅子は東京から新潟へ。そこでの再会や新たな出会いが、まだ見ぬ世界を開いていきます。そんな寅子にとってかけがえの無い存在となる登場人物たちを、素晴(すば)らしいキャストのみなさんに演じていただきます。彼ら彼女たちと寅子の運命の歯車がどう噛み合っていくかを見守ってください!」

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