映画『金カム』氷点下の過酷撮影 耳にツララも…玉木宏「俺ら耳ついているのかなって」

映画『ゴールデンカムイ』の初日舞台あいさつが19日、都内の劇場で行われ、主演の山崎賢人をはじめ、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、勝矢、玉木宏、舘ひろし、メガホンをとった久保茂昭監督が登壇した。

舞台あいさつに登壇した山崎賢人(中央)ら【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した山崎賢人(中央)ら【写真:ENCOUNT編集部】

キャスト陣は「“痛寒かった”」と回顧

 映画『ゴールデンカムイ』の初日舞台あいさつが19日、都内の劇場で行われ、主演の山崎賢人をはじめ、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、勝矢、玉木宏、舘ひろし、メガホンをとった久保茂昭監督が登壇した。

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 原作はシリーズ累計2700万部突破の野田サトル氏による同名漫画。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと厳しい大自然の中で一癖も二癖もある登場人物たちが躍動するサバイバル・バトルアクションを描く。

 北海道の舞台とあって、撮影は氷点下。猛吹雪のなかでのカメラを回すこともあった。着用した軍服では思うような防寒対策ができなかったという栁が、「カイロをなかに仕込んでも限界があって。ケアはしてもらっていたけど、カイロでは防げないくらい寒かった。耳にツララできたよね。あれは危なかった」と明かした。

 工藤も「そう。ふぶいているシーンは、全員耳にツララができているんですよ。痛かった、アレは。やっと溶けたと思っても、またできて。その繰り返し」といい、玉木も「やばかったね。みんなで『俺ら耳ついているのかな?』って確認した。そのくらい“痛寒かった”ですね」と過酷撮影を回顧した。

 玉木が演じた大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎は、「額当て」を装着しているキャラクター。玉木は「北海道で撮影するのは分かっていたので、額当ての素材が何なのか、僕はすごい気になっていた。氷点下の撮影で凍ったら、僕のおでこまで凍ってしまうと思って(笑)」といい、「寒くなるのは嫌だったので何かかませたかった。スポンジのようなものを当てて、ちょっと浮かせて装着した。テストを重ねて撮影しましたね」と紹介した。

※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき

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