お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志の出演がなくなったフジテレビ系『ワイドナショー』（日曜午前10時）が14日、放送されている。同番組でMCを務めていたダウンタウン松本人志の性的行為強要疑惑についてのコメントで話題になった指原莉乃はこの日の放送時間には英会話をしていたようだ。

　松本を巡っては、昨年12月末発売の週刊文春が、15年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じ、所属する吉本興業は同日に報道を全面否定した。今月8日には、松本が裁判に専念するため、当面の活動を休止すると社として発表した。松本自身もXで「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショーでまーす」とコメントするも、今月10日にフジテレビと吉本興業が協議をした上で松本の出演は消滅していた。

　指原は昨年29日に放送された『ワイドナショー年末ゴールデン生放送SP』に出演。松本の同問題が取り上げられ、意見を求められるとこうコメントした。

「本人たちがやった、やってないという話をしたりとか、女性がついていったのが悪いっていう話をネットがしてるじゃないですか。それがそもそも一種のセカンドレイプなんじゃないかって私は思うので、何かそういうのが早くなくなればいいというか。裁判をするかもということなので、やった、やってないかは、そこでお話すべきだと思います」

　さらには、前を向いたまま後方にいる長谷川リポーターに右腕を向け、「8年前のことっていうニュアンスも私はすごく良くない風に感じますね」と真剣なまなざしで語った。忖度（そんたく）のない姿勢に放送後には「バランス感覚が優れすぎている」「指原さんは本当にクレバーな人」など称賛の声が相次いでいた。

　指原の発言に注目が集まるなか、この日の放送に出演してほしかったの声が上がると指原は「あーーー！！　家で呑気にオンライン英会話してましたよ！」とまさかの返信をしていた。