【光る君へ】“紫式部”まひろと“道長”三郎の出会い 激動の運命が動き出す

俳優の吉高由里子が、『源氏物語』を書いた主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)が7日にスタートする。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生き、書き、愛した紫式部の一生を描く作品。柄本佑が藤原道長を演じ、脚本を大石静さんが担当する。第1回は幼少期のまひろを落井実結子、少年時代の道長(三郎)を木村皐誠が演じる。どんな展開でスタートを切るのか。

子どもの頃のまひろ(落井実結子)と三郎(木村皐誠)【写真:(C)NHK】
子どもの頃のまひろ(落井実結子)と三郎(木村皐誠)【写真:(C)NHK】

吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)演じる大河ドラマ 初回の見どころ紹介

 俳優の吉高由里子が、『源氏物語』を書いた主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)が7日にスタートする。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生き、書き、愛した紫式部の一生を描く作品。柄本佑が藤原道長を演じ、脚本を大石静さんが担当する。第1回は幼少期のまひろを落井実結子、少年時代の道長(三郎)を木村皐誠が演じる。どんな展開でスタートを切るのか。

 NHKによると、第1回は、平安中期、落井が演じる京に生を受けたまひろ、のちの紫式部が登場。幼いころから父・藤原為時(岸谷五朗)から漢籍の手ほどきを受け、空想好きな少女に育つという。下級貴族である為時の政治的な地位は低く、母・ちやは(国仲涼子)と弟とともに、慎ましい暮らしをしている。ある日、まひろは、三郎(木村)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう展開に。再び会う約束を交わす2人だったが……激動の運命が始まる、という内容とされる。

 平安中期を舞台に描く作品。「きらびやか」と表現されることが多い平安貴族の世界がどう描かれるのか気になる。衣食住など当時の貴族の生活ぶりも楽しめることを期待したい。

 また、紫式部が生きた平安中期には激しい権力闘争はあったとされるが、誰もが知っているような大きな戦はほとんどなかった。1年間、どんな形で視聴者をハラハラドキドキさせてくれるのか。これまで源平の合戦など平安時代を描いた大河ドラマは何作かあるが、一味違った“平安大河”になりそうな気がする。

 そんな中、「激動の運命が始まる」という部分が気になる。まひろと三郎の間に何が起こるのか。初回に視聴者のハートをがっちりつかむ展開を期待したい。

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