モデルでタレントのトラウデン直美が12日、都内で行われた美容師コンテスト「CHANGE YOUR LIFE! 2023 FINAL」のランウェイウォークおよびトークセッションに参加した。人生の転機を振り返った。

　本イベントにちなんで“人生が変わった瞬間”を問われて、トラウデンは、弱冠13歳で出場した「ミス・ティーン・ジャパン」に言及。「私もコンテストに出て、この世界に入った。13歳のとき、中学入りたてで、本当に何にもやる気がなくて、何もしないで、毎日家で寝るだけの生活を送っていた」と明かした。

　そんな生活を見かねたトラウデンの両親が「『なんでもいいから、何かやりなよ』と言ってくれた。『こういうのだったらいいんじゃないか』『やってみないか』と言われて、（コンテスト出場を）やってみた、というのがきっかけ。今となっては、ここにいる」と話し、「そのときの審査員に、CanCamの当時の編集長がいらっしゃった。その流れでCanCamにも入った。あのコンテストがなかったら、たぶん私は、芸能のお仕事はしてないと思う。人生がガラッと変わった瞬間ですね」と述懐。

　無欲で同コンテストに出場したというトラウデン。「なんなら、もう本当に『見ないでくれ……！』と思いながら出ていた。『頼むから、穴の中にこもっていたい……！』と思っていた（笑）。実際に出たら、一緒に出ている皆さんとすごく仲良くなった。今でも、連絡取り合っている方とかもいる。すごく楽しかったからやっている、という感じ」とニッコリ。「今の自分のお仕事好きですし、続けたいなと思っている。そのとき、無理やりにでも背中を押してくれた両親に感謝している」と語った。

　イベントには、モデルの菜波、小室安未、ほのかも出席した。

　同イベントは、「今だからこそできる美容師のためのコンテスト」をスローガンに、SNSに特化した美容師コンテスト。SNSを活用し、モデルのビフォーアフターを比較し、見た目の変化や、その変化の幅、さらに、そのモデルの人生まで変えてしまうようなカットやカラーがほどこされているかなどを審査し、この時代だからこそのトップ美容師を決定する。今年で3回目。