29歳・須賀健太、高校生役に戦々恐々 Snow Man渡辺翔太主演の学園ドラマ出演「必死に化粧水塗りました」

俳優の須賀健太と駒井蓮が、来年1月にスタートするSnow Man渡辺翔太が初単独主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『先生さようなら』(月曜深夜24時59分)に出演することが4日、発表された。

『先生さようなら』に須賀健太(中央左)ら出演決定【写真:(C)日本テレビ】
『先生さようなら』に須賀健太(中央左)ら出演決定【写真:(C)日本テレビ】

須賀は29歳にして芸歴25年

 俳優の須賀健太と駒井蓮が、来年1月にスタートするSnow Man渡辺翔太が初単独主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『先生さようなら』(月曜深夜24時59分)に出演することが4日、発表された。

 本作は、渡辺が演じる美術教師の田邑拓郎が主人公。初めて田邑が担任を持ったクラスの生徒・城嶋弥生(林芽亜里)は目標もなく、周りの空気を読んで、ただあいまいな高校生活を送っていたが、田邑にさそわれて美術部に入ることになる。自分が何をしたいのか、高校生活をいろどるヒントをくれた田邑に、弥生は恋心を抱いていく。一方で、田邑の現在の恋と過去の恋という2つの物語が重なり合ったとき、未来の恋への物語が新たに動き始める。輪廻(りんね)し、交錯する、明るくも切ない学園ラブストーリーだ。

 そして今回、29歳にして芸歴25年になる須賀と、映画・テレビドラマ・舞台にCMと幅広く活躍する駒井の出演が解禁となった。

 須賀が演じるのは田邑の親友・児玉俊。田邑と中学から高校まで一緒で田邑にとってどんなことでも相談できる親友という役柄だ。安定志向キャラで、田邑の行動や考えは大らかに受け止めつつも、辛らつなアドバイスは繰り出すタイプ。大学は別々の道を歩むが、親交は途絶えず、田邑が教師になった今も定期的に会い、お互いの近況をなんでも話せる良き友人である。

 また、駒井は、高校時代の田邑に本気で恋をする同級生・小林真奈を演じる。田邑に入学式で一目ぼれして以来思いを寄せる。3年で同じクラスになったことで、距離を縮めたいと思っているがいつも空振りしてしまうが、めげない真っすぐで明るい女性というキャラクター。

 以下は須賀、駒井、渡辺のコメント。

◯須賀健太

――このドラマに出演すると決まった時の率直な感想を教えてください。

「最初にお話をいただいたときは、何よりもまず『高校時代のシーンがあるっ!?』でした。以前から取材などで『30歳まで学生役やります!』と言ってはいたものの、実際お話をいただくと戦々恐々(笑)。お肌の張りが10代とちがう……。必死に化粧水塗りました」

――今回演じられるにあたって、原作にないドラマオリジナルの児玉俊はどのようなキャラクターだと思います。また、演じるにあたって意識したところはありますか。

「原作のある作品で、オリジナルキャラクターを演じさせていただくということは、原作とドラマをつなぐような存在でなければならないと感じ、とても光栄であり身が引き締まる思いです。児玉という役は周りをよく見ていて、客観的に物事をジャッジする言動がある人だと感じています。ただ、一般論を語るところにも拓郎への思いやりや優しさが透けるように意識して演じさせていただいています」

――視聴者の皆さんへ見どころとメッセージをお願いいたします。

「人が人を好きになる事。それ自体がとても美しく、切なく、とうとい事だと感じていただけるドラマだと思います。僕が演じさせていただく児玉はオリジナルキャラクターということもあり、一番視聴者の皆さんに近い存在だと思いますので、ぜひ一緒にこの作品の世界を楽しんでいただけたらうれしいです」

◯駒井蓮

――このドラマに出演すると決まった時の、率直な感想を教えてください。

「“10代の恋”に向き合うことへの、ワクワクとちょっとした不安がありました。10代の行動力や弾ける姿をどう表現できるかなと。でも、本当にすばらしいキャスト、スタッフの皆さんとご一緒できて、皆さんが常にキラキラしていらっしゃるので、私も『人を純粋に好きになること』に全力で、ていねいに取り組んでみたいなと楽しみになりました」

――今回演じられる小林真奈はどのようなキャラクターだと思われますか。また、演じるにあたって意識したところはありますか。

「とても心が、芯が強い子だなと思います。彼女の田邑くんへの純粋な思いや、彼女の行動を理解しようとする度にその強さが浮き彫りになるので、私は演じるといつも尊敬してしまいます。真奈という役は私にとって挑戦で、なかなか掴めないところもあったんですけど、常に前向きに考えるという部分を意識しました。監督と一緒に話し合った時も、そんな彼女の前向きさについて考えていたと思います」

――視聴者の皆さんへ見どころとメッセージをお願いいたします。

「過去のシーンと現在のシーンで、制服や学校という環境、コミュニケーションのとり方が異なっているのが見どころだと思います。そして、そんな時代によるちがいがあっても、人を思う気持ちのはかなさ、あたたかさ、恋は変わらない、そんなことを感じていただけるドラマなのではないかなと思います。皆様ぜひ、ごらんください!」

◯渡辺翔太

「過去の拓郎のストーリーにはオリジナル部分もあるので、そこも見どころです。でも学生時代のストーリーがこんなに描かれるとは……と、ビックリしました。この年になって学ランを着るとは思いませんでしたので! 僕の高校はブレザーだったので、中学の時以来の学ランを着ました。何回もトイレに行って、何度も鏡で学ランを着ている自分を見て、本当に何度も何度もスタッフさんに『大丈夫!?』という確認をして……『大丈夫だよ!』という言葉をもらって自分を安心させました。須賀くんより僕がずいぶん年上かな…? というイメージがあったので2歳しか変わらないということで、一気に親近感がわき安心しました。駒井さんたちとも馴染めている……、かな? と思うようになってきたので、自信を持ってやっていこうと思っています(笑)。徐々に現場の空気感に慣れてきたこともあり、高校時代の現場も楽しいです!」

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