松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）。11月26日放送の第45回では、家康が、徳川に豊臣が従うことを認めさせようと、豊臣秀頼（作間龍斗）を二条城に呼んだが、家康は秀頼に脅威を感じる様子が描かれた。終盤は豊臣が大仏を再建した方広寺の鐘に刻まれた文言が、大きな火種となるという流れだった。12月3日放送の第46回はどんな展開になるのか。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　NHKによると、豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、家康を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々（北川景子）が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求。激怒した大野治長（玉山鉄二）は、両家の仲介役・片桐且元（川島潤哉）の暗殺を計画。家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切る。全国大名に呼びかけ、30万の大軍で大坂城を包囲、三浦按針（村雨辰剛）に用意させたイギリス製大筒を配備。そんな徳川の前に真田丸が立ちはだかる展開とされる。

　第46回のサブタイトルは『大坂の陣』。いよいよこの作品の中でも大きな山場の一つが描かれる。第45回の本編終了後の次回予告では、冒頭、茶々（北川景子）の「天下を我らの手に取り戻そうぞ」と声を張り上げる姿があった。終盤には家康が「信長や秀吉と同じ地獄を背負い、あの世へ行く」と覚悟を感じさせるシーン。さらに大筒が撃ち放たれる映像が映し出された。

　第45回で真田信繁（日向亘）が京で徳川と豊臣に対する街の人々の声を聞いているような映像があったが、徳川の前に立ちはだかるという真田丸がどう描かれるのか気になる。第46回では真田の動きに注目してみたい。