俳優の中条あやみが21日、都内で行われた映画『ある閉ざされた雪の山荘で』（来年1月12日公開）のジャパンプレミアイベントに出席。映画で、堀田真由との“バチバチな関係”を演じ、罵倒されたことを振り返った。

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　作家の東野圭吾氏が1992年に発表した小説が原作。新作舞台の最終オーディションのため“大雪で閉ざされた山荘”を訪れた役者たちが、ひとり、またひとり消えていく。これは演技なのか、本当の連続殺人事件なのか、その謎を描く。

　公演直前で役を奪われてしまった役者・中西貴子を演じた中条は、「人間味がある役だったので、ありのまま演じた」と回想。堀田が扮（ふん）した、役のためなら超勝気なわがまま俳優・笠原温子とはバチバチの関係で、「2人のバトルシーンが印象的なんじゃないか。2人の本性も出ているので、そこも見どころ」とアピールした。

　中条は「私、こんなに真由ちゃんに罵倒を浴びさせられて『気持ちいい！』って思って（笑）。快感でした、こんなにかわいい子に罵倒されて」とにっこり。すると隣にいる重岡大毅に「罵倒浴びたい？」と唐突に質問した。重岡は「えっと……はい！」と答えて、会場のファンを笑わせた。

　堀田は「あやみちゃんだけではなく、みなさんに対して突っかかっていく役だった。誰とでもケンカしちゃうけど、久我さん（重岡の役名）だけはケンカしていないですね」と回想。罵倒を浴びることができなかった重岡は「物足りてないです」としょんぼりだった。

　イベントにはそのほか、間宮祥太朗、岡山天音、西野七瀬、戸塚純貴、森川葵、メガホンをとった飯塚健監督も参加した。