松村雄基、主演ミュージカルで肩凝りに 「体全身を使わないと横に向けません」

俳優の松村雄基が21日、東京・きゅりあん大ホールで行われたミュージカル『クリスマス・キャロル』に出席した。当日は共演者で俳優の杉本彩と吉田要士も登壇し、同作をアピールしていた。

囲み取材会に登壇した松村雄基【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材会に登壇した松村雄基【写真:ENCOUNT編集部】

『クリスマス・キャロル』をアピール

 俳優の松村雄基が21日、東京・きゅりあん大ホールで行われたミュージカル『クリスマス・キャロル』に出席した。当日は共演者で俳優の杉本彩と吉田要士も登壇し、同作をアピールしていた。

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 主役のスクルージ役を務める松村だが、これまで同作を全く知らなかったという。しかし、「台本を読んで初めて知ってとても感動しました。心が温まって、人間はこうやって生きていかなければならないなと思いました」と語った。

 また、「スクルージはずっと杖をついているんですが、おかげで肩が凝りまくってます。体全身を使わないと横に向けません」と苦笑いを浮かべつつ、「演出の西田(直木)さんから『意地悪い感じとか、打ちひしがれた老人の醜さを出してくれ』と言われて、なんとか自分の弱いところ、落ち込んだときのこと、自分のスクルージ的要素を思い出してやっています。最後は気持ちよくさせてもらうので、家に帰るときは気持ちいいのですが、ここに来るといつも落ち込みます」と苦労を明かしていた。

 最後に松村は「お客さんを温かい気持ちにして差し上げなければならないのですが、今のところはお客様に温かい気持ちにしていただいています。感謝の気持ちでいっぱいです。生きていくことは厳しいことが多いですが、精いっぱい生きていると、必ず支えてくれる人もいるし、その人に感謝していくと輪が広がる。そういうことを生きていく目的にしたいと思えるミュージカルです。どうかお楽しみにお待ちください。必ず笑顔にして帰っていただきます」とアピールしていた。

 同作はイギリスの文豪チャールズ・ディケンズによる小説をもとにしたオリジナルミュージカルで、1年に1度の特別な日に繰り広げられる、不思議で心温まる12時間の奇跡が鮮やかな音楽やダンスとともに描かれる。12月26日まで全国19か所22回公演が行われる。

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