美容家の神崎恵が19日、都内で行われた『一生ものの基礎知識 美容の教科書』（講談社）サイン本お渡し会に出席した。神崎は囲み取材にも登場し、同書をアピールしていた。

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　同書を手に持った神崎は「今までいろいろと美容の本を書いてきたんですが、今、情報にあふれすぎていて、私のところに来る質問も『どうしたらいいかわからない』と選択肢が多すぎて迷っている方が多い印象があります。ここで基礎的で一番重要なことを皆さんに知ってもらう、その中で自分の好きなモノを選んでもらう方が今の時代に合っているのでないかと思い、しっかりとお伝えしたいという思いで書きました」と執筆のきっかけを明かした。

　さらに神崎は「例えば大前提として、洗顔クレンジングというケアが大事だと思うんですが、ただやり方を間違えると肌を傷めることもあります。なので、正しい手の動きや、正しい洗い方を抑えてみました。ローションと乳液だけでいい場合もあります。基本であり、ここを抑えておけば大丈夫というところを書きました。今は情報があふれていて正しくない情報も含まれています。しっかりと正しい選択ができるように伝えようと気をつけました」と振り返った。

　現在、23歳、19歳、8歳と3人の息子と同居している神崎。記者から子育てについて聞かれると「楽しいですね。去年離婚しまして、今は4人で楽しくあたたかく暮らしています。朝から忙しいですけど、1日6合くらいのお米を炊いてます」と切り出し、「長男と次男も美容をやるんですよね。すごい肌もきれいで、にきびのレスキュー法も自分で調べて楽しんでいます。美容って年齢とか性別関係なく、ケアとして取り入れるというのが、だんだん普通になっていくのではないかなと思っています。母親としても化粧品の話ができるので楽しいです」と笑顔で答えた。

　最近の美容法で気になっているものは“老化細胞を若返らせる”こと。神崎は「そこをしっかりケアできれば、年を取らないとか、ゆくゆくは死なないという研究が発表されているので、それがすごく面白いですね」と語っていた。

　同書では神崎が年齢、性別を問わず使える120の美容に関する考え方をイラストでとことんシンプルに、分かりやすく解説した。特に「やらなくてもいいこと」に着目し、美容初心者のための教科書と位置づけて出版した。