阿部顕嵐&阿久津仁愛『BLドラマの主演になりました』W主演 来年1月1日に地上波放送

俳優の阿部顕嵐、阿久津仁愛がテレビ朝日系ドラマ『BLドラマの主演になりました』でダブル主演を務めることが20日、分かった。

『BLドラマの主演になりました』で主演を務める阿部顕嵐と阿久津仁愛【写真:(C)テレビ朝日】
『BLドラマの主演になりました』で主演を務める阿部顕嵐と阿久津仁愛【写真:(C)テレビ朝日】

2024年1月1日に『クランクイン編』を地上波で放送

 俳優の阿部顕嵐、阿久津仁愛がテレビ朝日系ドラマ『BLドラマの主演になりました』でダブル主演を務めることが20日、分かった。

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 これまで『おっさんずラブ』をはじめ、数々の話題作を生み出してきたテレビ朝日恒例の年末年始の恋愛ドラマ。作家・すずり街氏が描く漫画『BLドラマの主演になりました』を初のドラマ化。2024年1月1日深夜24時25分から『クランクイン編』を地上波で放送し、TELASAで『クランクアップ編』を全3話で配信することが決定した。

 本作は、人気No.1イケメン俳優・赤藤優一郎(阿部)と、元売れっ子子役で実力はあるものの、今はパッとしない地味系俳優・青柳萌(阿久津)が、超人気BL漫画の実写化でダブル主演を務めることになるところから物語が始まる。そして、役作りと宣伝のために、なんと同棲生活をスタートすることに。しかし、赤藤は青柳に素っ気ない態度で、青柳もそんな赤藤が苦手。でも、素っ気ない態度を取るのにはある理由が。実は、赤藤は青柳へ重すぎる愛を抱えていた。その思いを隠すのに必死の赤藤と、仲良くしたいのに嫌われていると勘違いする青柳。2人の思いのズレが、思いもよらぬドタバタコメディーを繰り広げることとなる。美しすぎるイケメン男子2人によるピュアすぎる“同棲ラブコメディー”が描かれる。

 阿部が演じる、“あかゆー”の愛称で多くのファンに愛される人気No.1イケメン俳優・赤藤は、クールな印象ながら、実は元売れっ子子役の青柳のことを愛しすぎている“ガチオタ”。赤藤にとって青柳の存在は尊すぎて、近づくなんてもっての外。そもそも目が合っただけで、その可愛さに卒倒寸前。そんな自分の思いを隠すことに必死になるあまり、青柳を前にすると素っ気ない態度しか取ることができない人物。

 一方、かつてオレンジジュースのCMで大ブレイクした青柳を演じる阿久津。実力はあるものの、かつての人気ぶりとは一転、現在はパッとしない活躍ぶり。もはや画面の端に映る程度の崖っぷち俳優だったが、ドラマ『恋する俺とおさななじみ』に大抜てき。久々の主演作をいい作品にしたいと意気込む。ダブル主演のもう1人の赤藤は、今をトキメク大人気俳優で気おくれするうえに、なぜか赤藤に素っ気ない態度をとられて、自分は嫌われていると勘違い。それでも、ドラマのためと赤藤と同棲したいと申し出る。苦手な赤藤とのドラマ撮影&緊張の同棲生活をスタートする。

初共演する阿久津仁愛の印象「すごく目が綺麗」

○阿部顕嵐

――出演が決まった時のお気持ちや、原作を読まれた感想を教えてください。

「原作も脚本もとても面白く、読みながら声を出して笑ってしまうところがたくさんあって、楽しみながら演じられるなと、今からすごく期待が高まっています。俳優として俳優の役を演じて、かつ、その役柄でさらに劇中のドラマを演じるので、自分のこれまでの経験も生かしたリアルさを出しながら、色々な芝居ができそうだなと、そういった部分でもさらに楽しめそうだと感じています」

――今回演じられる赤藤優一郎という役の印象を教えてください。

「赤藤には共感できるところが沢山あって。僕も元々すごくオタク気質で好きなものに集中してしまう人間なので、気持ちを理解できるところがかなり多かったです。オタクを隠さなければいけないというのもわかる気がして。自分は好きだけど、それを人に認めてもらえないんじゃないかって気持ちが心のどこかにあるから、バレないようになるべく避けて普通に生活することは、僕の中でも経験があるので、そこも共感しましたね。そういう立場だからこその葛藤も含め、自分の経験を生かして役に真正面から向き合って演じることができるなと思いました」

――「キュンキュン」するシーンが多数出てきますが、本作で特に注目してほしい点や、演じる上で心がけたいことを教えてください。

「原作を読んでいて、キュンキュンするシーンはもちろん、笑えるシーンやグっとくるシーンもあったり、考えさせられたり、色んな心の動きを感じられたので、その原作の良さをさらに広げながら僕たちが生身で表現できたら嬉しいなと思います。作品のテンポの良さを生かしつつ、演じることで深みを出して原作の魅力を出していくというのが1つの課題です。また、劇中で演じるドラマも、面白いけどキュンキュンする塩梅が難しいと思いますが、より大胆に挑みたいです。何よりも見てくださる人に楽しんでもらえるように、まずは僕たちが楽しみながらこの作品を作っていきたいなと思っています」

――初共演の阿久津さんの印象を教えてください。また、共演する上で楽しみにしていることなどございましたら、教えてください。

「初めてお会いした時の率直な印象は、すごく目が綺麗だなって(笑)。赤藤の気持ちにすぐになれるなと思いましたね。柔らかい雰囲気もありながら、ご自身でもおっしゃっていましたが“男らしい”ところも感じるというか、とてもナチュラルな佇まいで、男らしいってこういうことかなって思いました。また、衣装合わせをした時に、みんなで笑いながら楽しくできたんですけど、なかなか衣装合わせでそこまで笑う機会ってあまりないので、そこからもう楽しめているってことは、撮影ももちろん楽しいものになるなと期待がさらに高まっています」

――撮影に向けての意気込みと、楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージをお願い致します。

「原作を読んでいて、老若男女問わず楽しめる作品だと感じたので、その原作の魅力をもっと広げて、たくさんの人に笑って、キュンキュンして、ちょっと考えさせられたりもする…そんな作品にしていきたいなって思いますし、絶対そういう作品にする! と僕は思っています。なので、まずは気楽に見ていただけると嬉しいなと思います」

「赤藤くんとの萌の絡みがすごい爽やかなんだけど可愛くて、そういうところが素敵」

○阿久津仁愛

――出演が決まった時のお気持ちや、原作を読まれた感想を教えてください。

「原作を読んだ時に、赤藤くんとの萌の絡みがすごい爽やかなんだけど可愛くて、そういうところが素敵だなと思いました。また、俳優を演じるってなかなかないなと思うんですけど、ドラマの現場の様子など、リアルに描かれていて撮影が楽しみになりました」

――今回演じられる青柳萌という役の印象を教えてください。

「子役時代から忙しさの中で親やいろんな人に愛された経験があまりない役柄で、自己肯定感がとても低くて、ちょっとネガティブ思考なんですけど、自分と似ているところは少し考えすぎちゃったりする点かなと思います。友達と話していても、『これはあんまり言わなかった方がよかったのかな』など反省したりすることも結構あるので、似ているのかなと思いますね。でも、萌は仕草とかすごい可愛くて中性的なんですが、自分自身は割とサバサバしていると思っているので、そこは似てないなと感じています」

――「キュンキュン」するシーンが多数出てきますが、本作で特に注目してほしい点や、演じる上で心がけたいことを教えてください。

「劇中でも役を演じるので、自分の中では2つの役が同時進行しているような感じになるのですが、演じる中でリンクする部分があったりするので、そういう部分でお芝居をするのがとても楽しみですし、多分原作が好きな方もそこを楽しみにしてくださっているんじゃないかなと思いますね」

――阿部さんと初共演されますが、印象を教えてください。また、共演する上で楽しみにしていることなどございましたら、教えてください。

「初めてお会いした日に台本の読み合わせをしたんですけど、お芝居が本当に優しくて、きっと優しい方なんだろうなっていうのが、最初に伝わってきました。また、衣装とかまだ着ていない状態でもすごい赤藤くんに見えて、1人でそこに感動していました(笑)。お芝居のナチュラルさとかもそうですし、自然と見てしまうというか、そんな魅力をすごく感じましたね。本読みの時に、ちょっとコメディチックなシーンもあったのですが、とても面白かったので、撮影ではさらに現場の雰囲気が相まって、より面白くなっていくんだろうなと感じて、すごい楽しみです」

――撮影に向けての意気込みと、楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージをお願い致します。

「クリスマスイブに『クランクアップ編』の配信がスタートして、お正月に『クランクイン編』が地上波で放送されますが、街が賑やかな時期に見ていただけるというのが、とても嬉しいですし、家族やいろんな人に見てほしいなって思っています。そのためにも、僕自身、誰が見ても楽しめる作品にできるように頑張りたいなと思いますし、顕嵐くんも言っていたように、楽しんで撮影に挑みたいなって思ったので、自分が1番楽しみます!」

○原作・すずり街氏

「『BLドラマの主演になりました』がドラマ化することになりました! まさかの実写ドラマ化です! このような機会をいただけたのも今まで原作を読んでくださった方々と、『BLドラマ』というジャンルを盛り上げてきた数々のドラマ作品のおかげなのだと勝手ながら思っています。いったいどんなドラマになるのか一視聴者としてとても楽しみです。この作品が色々なBLに触れる1つのきっかけになったらとても嬉しいです」

次のページへ (2/2) 【写真】漫画『BLドラマの主演になりました』の場面カット
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