羽生結弦さん、スピード離婚「耐え難い」 誹謗中傷や過熱報道に悩み「迷惑行為はおやめください」
プロフィギュアスケーターで五輪2大会連続金メダリストの羽生結弦さん(28)が17日深夜、公式X「羽生結弦official_Staff公式」で離婚を決断したことを発表した。
8月4日の結婚発表から105日 公式Xで表明
プロフィギュアスケーターで五輪2大会連続金メダリストの羽生結弦さん(28)が17日深夜、公式X「羽生結弦official_Staff公式」で離婚を決断したことを発表した。
8月4日深夜の結婚発表から105日で衝撃の決断を表明した。コメントでは、誹謗(ひぼう)中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道があり、「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」としている。羽生さんは公式Xで結婚を発表した際、相手が一般女性であることも明かしていなかった。さまざまな臆測が広がる中、9月下旬から一部メディアが相手を特定して実名で報じていた。
以下、羽生さんのコメント全文。
「応援してくださっている皆様へ
いつも暖かいお言葉や応援、ご声援、本当にありがとうございます。私事ではありますが、皆様にお伝えしたいことがございます。
私は、一般の方と結婚いたしました。
互いを心から尊敬し、大切にしていく覚悟を持って結婚いたしました。それぞれを守るために様々なことを考えながら共に乗り越え、過ごしてきました。そんな生活の中で、お相手は、家から一歩も外に出られない状況が続いても、私を守るために行動し、支えてくれていました。
現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります。
私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました。
しかし、私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした。
このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました。
これからは、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々、また、私の親族、関係者に対しての誹謗中傷や無許可の取材、報道等、迷惑行為はおやめください。
心より、お願い申し上げます。
この先も、前に進んでいきます。
これからも、よろしくお願いいたします。
羽生結弦」