松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）。11月12日放送の第43回では、関ヶ原の戦いが描かれた。戦のさなか、家康の側室・阿茶局（松本若菜）が命を絶たれることも覚悟して茶々（北川景子）と対面。阿茶局が茶々に「秀頼さまにおかれましては、この戦にお関わりにならぬがよろしいかと」と提言し、徳川の調略が深く進み、すでに勝敗は決する頃だと話す様子が描かれた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　阿茶局は、徳川の優勢を茶々に告げ、毛利輝元（吹越満）がいまだに出陣しないのがその証しだと説明。茶々に「秀頼様を大切にお守りいたしますので、どうぞ、御身を徳川にお預けくださいませ」と伝えた。だが、茶々は「過ぎたる物言いじゃ。身の程をわきまえよ」と激怒。「まことに不愉快なおなごよ。二度とお見えにならぬがよろしい。帰り道には気を付けよ」と言い放った。ひるむことなく、阿茶局は笑顔で「ありがとうございます」と頭を下げた。その場を去った阿茶局はほっとしたのか「あ～、おっかないおなごだわ」ともらす場面も。そして、勝敗が決まり、毛利が「三成じゃ、やつがしくじりおったのじゃ」と言うと、怒りに満ちた茶々は毛利の顔を思い切り平手打ち。「そなたを頼った私の過ちよ。去れ」と叫んだ。

　ネットでは、茶々にはこれまで同様、「怖い」という言葉が目立ったが、その怖い茶々と堂々と向き合った阿茶局には「強い」「イケメンすぎる」「阿茶様も武将」「かっこいい」「肝が据わっている」「男まえ」「最高」という声であふれた。