『週刊プレイボーイ』（集英社）で連載中の漫画『キン肉マン』（作：ゆでたまご）は、アニメシリーズ待望の最新作となる「完璧超人始祖編」が2024年に放送されることが発表され、盛り上がりを見せている。同漫画では、これまで多くの名コンビが誕生し、合体技を生み出してきた。2023年8月20日に更新された第427話「タッグ戦に待った!のワケ!!」で、「一度でも本気で闘った超人同士は不思議な絆が生まれるもの」と、キン肉マンマリポーサの発言があるように、かつてのライバルが名コンビになる事例も多く見られる。そこで本記事では、かつて名勝負を繰り広げた超人がコンビを組めば、どのような合体技が見られるか考察しよう。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

　1組目は、コミックス4巻（超人オリンピック編）と、コミックス5巻（アメリカ遠征編）で対戦したキン肉マンとロビンマスクだ。1度ならず2度までも本気で戦った2人には一層強い絆が生まれているに違いない。そんな2人であれば、キン肉マンのキン肉ドライバーとロビンマスクのタワーブリッジからなる合体技が見られるかもしれない。

　相手にキン肉ドライバーを仕掛けているキン肉マンの肩に、別の相手にタワーブリッジを掛けたロビンマスクが肩車のように乗り、2組が一緒になってリングに落下する。この技を受けた衝撃で、相手は大きなダメージを喰らうだろう。実際にSNS上でも「キン肉ドライバーとタワーブリッジの合体技を妄想してみた」「キン肉ドライバーとタワーブリッジは合体しないのかな」との声があがっている。

　次に、コミックス10巻（7人の悪魔超人編）で対戦したウォーズマンとバッファローマンのコンビだ。ウォーズマンの手に備えられたベアークローから放たれるスクリュードライバーと、バッファローマンの頭にあるロングホーンから放たれるハリケーンミキサーに挟まれてしまえば、ベアークローで引き裂かれ、ロングホーンで弾き飛ばされて技を受けた相手は五体満足ではいられないだろう。

　SNS上では「ハリケーンミキサーをウォーズマンにぶつけてその回転エネルギーでスクリュードライバーを放つ」と、別パターンのコンビ技を考えるファンもいる。

　そして、最後に紹介するのは、先ほどの同じくコミックス10巻で対戦したテリーマンとザ・魔雲天である。テリーマンがブレーンバスターで相手をリングに叩きつけ、ザ・魔雲天がコーナーポストからマウンテン･ドロップを放ち、倒れた相手を押しつぶす。ブレーンバスターとマウンテン・ドロップを立て続けに受けた相手は、逃げる間もなく大きなダメージを受けるだろう。

　現在連載中の『キン肉マン』には、かつてのシリーズに登場した超人たちが続々と復活している。今回紹介したコンビ以外にも、過去の対戦から新たなコンビが生まれる可能性もあるだろう。また、アニメ「完璧超人始祖編」ではどういったコンビが登場することとなるのか。注目が集まる。