深川麻衣「すごく恥ずかしかった」 乃木坂46卒業後に役者仕事で感じた“壁”

俳優の深川麻衣が4日、都内で行われた主演映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の公開記念舞台あいさつに登壇した。乃木坂46を卒業してまもない時期の心境などを振り返った。

舞台あいさつに登壇した深川麻衣【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した深川麻衣【写真:ENCOUNT編集部】

「本当にやっていけるんだろうか」と先の見えない不安も

 俳優の深川麻衣が4日、都内で行われた主演映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の公開記念舞台あいさつに登壇した。乃木坂46を卒業してまもない時期の心境などを振り返った。

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 同作は、元SDN48のメンバーで作家の大木亜希子が自身の体験をもとに執筆した同名小説の実写化作品。人生に行き詰まった元アイドルの安希子(深川)が、ひょんなことから赤の他人のおっさん・ササポン(井浦新)とルームシェアすることになる……というストーリーが展開される。

 2016年に乃木坂46を卒業した深川。今回演じた安希子は「共通点が多い」とし、アイドルから俳優にキャリアチェンジした当時を振り返って「卒業を決めたときはもう……『エイヤッ!』と勢いというか、『なんとかなる!』という勢いで出ていった。お仕事を始めた……特に前半のほうが、自分の中ではいろんな壁にぶつかった。やっぱりそういうグループ名という看板名が取れて、個人として勝負しないといけなくなったときに、俳優として経験を積まれた方々と同じ土俵に立つことが最初すごく恥ずかしかった」と率直な思いを告白。

 続けて「自分は何も技量がないですし、『どうしていったらいいんだろう?』とすごく悩んでいた。最初の時期のほうがすごく悶々(もんもん)としていた気がします」と話し、さらに「卒業を決めたときは事務所が決まってなかった。やりたいというという強い気持ちはあったんですけど、『本当にやっていけるんだろうか……?』と先の見えなさの不安はありました」と話した。

 舞台あいさつには、井浦、松浦りょう、柳ゆり菜、原作者の大木、穐山茉由(あきやま・まゆ)監督も出席した。

次のページへ (2/2) 【写真】深川麻衣の全身ショット
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