俳優・味方良介が、Sexy Zoneの菊池風磨が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『ゼイチョー ～「払えない」にはワケがある～』（土曜午後10時）にゲスト出演する。4日放送の第4話で、スポーツライター役を熱演。菊池との共演や撮影中のエピソードを明かした。

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　本作で菊池が演じる主人公・饗庭蒼一郎の職業は、“徴税吏員”（ちょうぜいりいん）。市役所納税課の職員で滞納されている税金を納めてもらうのが仕事だが、税金滞納者の経済状況を把握して、自宅へ訪問。滞納者の「お金と心」に寄り添う徴税吏員の姿をスリリングに描くヒューマンエンターテインメントだ。

　第4話のゲストは多彩な面々だ。高額な税金を滞納するサッカー元日本代表選手役に柿澤勇人、その妻役に小林涼子。ユース時代に同じサッカーチームにいて現在はスポーツライターとしてそのサッカー選手を追っている犬飼雅也役を味方が演じる。

　2011年に俳優デビューを飾った味方は、舞台演劇からテレビドラマに出演の場を広げている実力派だ。数々の舞台やミュージカル出演を経て、20年にフジテレビ系『教場』でテレビドラマ初出演。その後も関西テレビ系『罠の戦争』など、注目の作品で確かな演技力を発揮。昨年は11本ものドラマに出演し、一躍ブレークを果たした。

　今クール話題のドラマに出演が決まった時の心境について、「現代に自分を含めて皆さんが持つ悩みや不安、期待などが織り込められた作品に感じられました。共演する皆さんもよく知る方が多く、面白い時間が過ごせそうだと撮影が始まるのが待ち遠しかったです」と語る。

　なじみの役者陣とのドラマ撮影。「共演する皆さんがよく知る方が多かったので、やりやすさとやりにくさが半々でした。その空気を見事に壊す“菊池風磨”の気立てに感謝です。とあるシーンでの現場の崩壊具合は、見ていただける方にどのように伝わるのか期待です」と、座長・菊池の立ち振る舞いや演技をたたえた。

　菊池とは久々の共演。菊池が主演の舞台で4年前に共演してからの付き合いだという。「彼は彼のまま、ポップさと思いやりを持って現場にいる姿を見られてうれしかったです。彼ほど現場を明るくする俳優はなかなかいないかもしれません」と実感を込める。

　今回の作品にも熱い思いを持って撮影に取り組んだ。「実生活と程遠くないことが散りばめられている回になっていると思います。夫婦の距離感や友人との関係性、皆さんの今を振り返る時間になればいいなと思います。ぜひお楽しみに」と、視聴者にメッセージを寄せた。