東京ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」来年6月6日オープン 着工から約5年
東京ディズニーシーを運営する株式会社オリエンタルランドは26日、同パーク8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」を2024年6月6日にオープンすることを発表した。
入場・アトラクション体験にはスタンバイパスまたはDPAが必要
東京ディズニーシーを運営する株式会社オリエンタルランドは26日、同パーク8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」を2024年6月6日にオープンすることを発表した。
同テーマポートは、ディズニー映画を題材とした3つのエリアである「フローズンキングダム」(『アナと雪の女王』をテーマとしたエリア)、「ラプンツェルの森」(『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたエリア)、「ピーターパンのネバーランド」(『ピーター・パン』をテーマとしたエリア)と、1つのディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される。
ロストリバーデルタとアラビアンコーストの間からつながる「ファンタジースプリングス」の巨大な岩の入口には魔法の泉があり、ゲストをディズニーファンタジーの世界へといざなう。その魔法の泉には、アナとエルサ、ラプンツェル、ピーターパンといったこのテーマポートを代表するディズニーキャラクターが表現されている。
「フローズンキングダム」には、アレンデール王国の美しい風景が広がり、アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」では、「真実の愛」が凍った心を溶かす壮大かつ心温まる姉妹の物語を、ディズニー映画『アナと雪の女王』の名曲とともに楽しむことができる。
「ラプンツェルの森」には、ラプンツェルが小さい頃から暮らしていた塔がそびえ、アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」では、年に一度のランタンフェスティバルへと向かうロマンティックなボートの旅を体験できる。
「ピーターパンのネバーランド」では、ディズニー映画『ピーター・パン』でおなじみのフック船長の海賊船やドクロ岩など冒険心をくすぐるネバーランドの景色が広がる。ネバーランドの空を飛び、ピーターパンたちとともにフック船長に立ち向かう壮大な冒険の旅を体験するアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」のほか、ティンカーベルの暮らす妖精の谷「ピクシー・ホロウ」で、ゲストが妖精の大きさになって四季をめぐるアトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」を楽しめる。
そのほか、映画の世界を感じられるレストランや、商品施設などそれぞれ異なる魅力あふれる施設がオープンする。
なお、「ファンタジースプリングス」への入場および「ファンタジースプリングス」内の対象アトラクションの利用には、対象アトラクションの「スタンバイパス(無料)」または「ディズニー・プレミアアクセス(有料)」の取得が必要となる。
同テーマポートには、19年5月の工事着手からオープンまで約5年。総投資額約3200億円をかけ、01年の東京ディズニーシー開業以来最大となる総開発面積約14万平方メートルの開発を経て、テーマパークに新たな魅力が加わった。