演劇×グルメ×おうち時間のお味は? 新たな体験型エンターテインメントが誕生へ

食事をしながらレストラン空間360度の演劇を楽しめる体験型サービス「劇メシ」が、舞台をレストランから「自宅」へと移す。自宅で参加する新時代の“リモートエンターテインメント”として、デリバリー事業を開始する。劇メシの特徴そのまま自宅にデリバリーすることで、新たな「おうち時間」 の楽しみ方となりそうだ。

「劇メシ デリバリー」
「劇メシ デリバリー」

演劇の映像配信とグルメを自宅で楽しめる「劇メシ デリバリー」 佐藤日向が6月公演、上田堪大が7月公演で主演

 食事をしながらレストラン空間360度の演劇を楽しめる体験型サービス「劇メシ」が、舞台をレストランから「自宅」へと移す。自宅で参加する新時代の“リモートエンターテインメント”として、デリバリー事業を開始する。劇メシの特徴そのまま自宅にデリバリーすることで、新たな「おうち時間」 の楽しみ方となりそうだ。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

 新たに始まるのは、「劇メシ デリバリー」。キャストは「ラブライブ!サンシャイン!!」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」などアニメの声優としても活動している佐藤日向と、「あんさんぶるスターズ! オン・ステージ」「MANKAI STAGE『A3!』」など2.5次元舞台でも活躍する上田堪大で、それぞれ6月、7月の作品に主演することが決まった。

 特徴は大きく分けて3つ。まず、店内360度を囲んだマルチアングル映像で「演劇」をデリバリー。配信でしか見ることのできないアングルや、60分の物語を一発撮りなど、撮影することで生まれる仕掛けを多数予定している。次に、みんなで同じ食事を囲んで楽しめるように「メシ」をデリバリー。飲食店とコラボレーションした食事を、配信日までに自宅に届ける。生産者や飲食店業界も連動し、新たな価値を創造していく。そして、 同じ時間を共有する「イベント」をデリバリー。出演者と客が同じ時間を共有することで生まれる一体感がイベントの魅力の一つだ。「劇メシ デリバリー」は、アーカイブで作品を楽しむのでなく、出演者の生配信トークも含め、決まった日時に出演者と客が同じ時間を共有するイベントになる。

 この斬新なイベントは、毎月の開催を予定。昨年春の公演で劇メシに出演した佐藤と、記念すべき劇メシ第1作目に出演した上田がそれぞれ同じ役(?)を務める。今後も、劇メシに縁のある出演者やさまざまなジャンルで活躍するキャストの出演を見込んでいる。

 ■劇メシデリバリー6月公演「キツネたちが円舞る夜 2020」 6月20日(土)午後7時~ 6月21日(日)午後7時~
 出演者:佐藤日向/花塚廉太郎/おおたけこういち/月岡鈴/糠信泰州ほか 脚本・演出:安達健太郎

 佐藤日向のコメント
「生田役を演じさせて頂きます佐藤日向です。今回は去年の春とはキャストも脚本も違いますし、何より店内ではなく映像でお芝居を見て頂けるということで新たな発見や楽しみ方があるのではないかなと思います。ぜひ、美味しいご飯のお供にお芝居、そしてポンコツ生田の様子を見守ってもらえたら嬉しいです!」

 ■劇メシデリバリー7月公演「アヒルがウサギをつかまえました」 7月24日(金)午後7時~ 7月25日(土)午後7時~
 出演者:上田堪大/まつながひろこ/ 飯田來麗ほか 脚本・演出:えのもとぐりむ
 
 上田堪大のコメント
「劇メシ旗上げから4年。旗上げ公演に出演させていただき、それ以降もゲスト出演もさせていただいているので、劇メシには思い入れがあります。今回は、旗上げ公演と同じ『生田』役を演じさせていただくのですが、お話が旗上げ公演よりも前ということなので、また演じられる喜びとともに、どんな人だったか、どんなお話なのか、僕自身とても楽しみにしています。劇メシならではの演劇の楽しみ方をぜひご堪能くださいませ」

次のページへ (2/2) 佐藤日向と上田堪大
1 2
あなたの“気になる”を教えてください